野球部員にすすめる泣ける映画とは?



お父さんのための野球教室の桜井です。

おススメの映画とは?

映画によって、野球部員のモチベーションを上げるのも悪くない。

今回おすすめする映画はこれ。

「ヒノマルソウル〜舞台裏の英雄たち」

長野オリンピックで金メダルをとった、スキージャンプ・ラージヒル団体。

その舞台裏の“実話”が、映画化された。

野球の話と違うんでっか?

そう違いますねん。

なぜ関西弁かはわからないが、とくにかく、野球部員はだまされたと思って観てみてみて。

見終わったとき、無性に仲間と真剣に野球をやりたくなるはずだ。

で、物語の内容は多くを語ってはいけない。

が、公開されてる部分にだけざっくりとふれる。

25人のテストジャンパー

この物語の主役は、金メダルをとった4人の選手ではない。

裏方である25人のテストジャンパーなんだ。

テストジャンパーとは、選手が安全に飛ぶために、競技の前に飛ぶジャンパーのこと。

本番前にジャンプ台を飛び、ジャンプ台に危険がないかを確認したり、ジャンプ台に積もった雪を固めたりして、選手が安全かつ遠くに飛べるようにするのが仕事。

そんな裏方のテストジャンパ―西方仁也を中心に、物語は展開されてく。

彼は、リレハンメル五輪銀メダリスト。

長野でも活躍を期待されてた。

けれどケガで代表落ち。

「なんでオレがテストジャンパーなんか…」

そんな気持ちのまま、長野オリンピック当日。

金メダルを期待されてる日本代表。

ところが前半、日本まさかのメダル圏外。

そこに吹雪。

で、競技は中断。

このままでは、日本はメダルをとれない。

是が非でも、競技を再開したい日本勢。

そして、運営側がくだした競技再開の条件は、テストジャンパ―25人全員がジャンプを成功させるというもの。

無茶だ。

代表選手でも、飛ぶのが難しい悪条件。

でも、西方はじめ25人のテストジャンパ―たちは、

  • 日本の金メダルのため
  • 仲間のため

命がけのジャンプを決意する。

そして、結果はご存じのとおり。

誰かのために行動する清々しさ

この物語は、野球にも通じる。

みんな、レギュラーを目指して頑張る。

けれどそうならないこともあって、ねたんだり、嫉妬したりすることは必ずある、必ず。

でも、それはアスリートなら当然のことで、みっともない自分じゃないんだよって気づかせてくれる。

で、同時に誰かのために行動することの清々しさも教えてくれる。

直球勝負の泣ける物語が好きなら、後半は涙と鼻水が止まらないはずだ。

マスクの替えを持ってくことを、強くおすすめする。

そんな映画「ヒノマルソウル〜舞台裏の英雄たち」

現在、公開中です。

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この記事を書いた人川端健太桜井一
お父さんのための野球教室
1978年生まれ。奈良県出身。大学関西地方リーグで最優秀投手賞(’97年)、最優秀選手賞(’99年)を受賞し、野球部創設以来初の全国大学野球選手権大会に2度出場。最高成績はベスト8。東海地区、社会人野球の名門へ進み、社会人野球の甲子園である都市対抗野球大会に2度の出場。引退後は、人気野球指導ブログ「お父さんのための野球教室」を開設。体系的でわかり過ぎる野球指導法は小学生の保護者に爆発的な支持を得て、DVDや書籍化。現在も、ブログでの指導法の発信、高校野球の現場で学生野球選手のサポート活動を精力的に行う。
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