【少年野球】盗塁禁止に反対する理由
お父さんのための野球教室の桜井です。
「少年野球は盗塁禁止」
そんな議論が話題だそう。
チーム、選手の力量に差がある時、盗塁乱用でワンサイドゲーム
投手、捕手の投げ過ぎにつながって
野球の楽しさが損なわれる、
というのが議論の背景。
テンションが・・・
で、ボクの主張は「盗塁禁止と“言う”ことに反対」その理由はね、
盗塁禁止!って“言う”と
テンション下がらない?
本来あるルールなのに子どもは禁止って言われると物足りなく感じない?
野球ではなく野球っぽいことをやらされてる、そんな感じしない?
だから理由はどうあれ
テンション⤵︎
それは子どもに良くないねだからね、
盗塁禁止ではなくてね、
少年野球は、打者と投手の勝負に集中する。
3つで勝負!
打つ
投げる
守る
その3つで勝負するんすよ!
って言わない?
そうするとさ、テンションを落とすことなく
子どもの意識は盗塁禁止じゃなくて
打つ、投げる、守るのレベルUPに向く
で、指導者も同じで禁止って言うと破りたくなるよね。
ルールの網かいくぐって
グレーゾーンなタイミングでスタート切らせて
「それ盗塁っしょ?」
「盗塁じゃないっすよ」
みたいな不毛なやりとりが始まって。
勝負を楽しむ!
でもそんな技術の獲得ややり取りに費やす時間ムダじゃない?
中学生になったら普通に盗塁できるんだもん。
だから盗塁禁止ではなくてね
少年野球は、
打つ、投げる、守る、その勝負を楽しもう!
って前向きな感じで宣言して欲しいわけです。
(やるならね)
で、ちなみにボク盗塁禁止は否定的、、、だった。
でも今は仕方ないと思ってる
年齢、体格が似通った近い学年でチームを構成できるならいいんだけれど。
1年生から6年生さらに男女でチームを構成することもある
だから体力やスキルの差が幅広い。
で、放課後、だれかれかまわず集まって遊びで野球をしないから、色々試して自然とスキルを高める機会も少ない
だから野球をするのはチーム練習だけ
打つ、投げる、守る、走る
をやりきる時間が足りない。
段階的なスキルアップ
ならばいっそ小学生のときはやることを絞って
中学生になれば盗塁で勝負できるという感じで、段階的なスキルアップと楽しみを取り入れていくのもいいんじゃないかなと思ってるわけですが
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お父さんのための野球教室
1978年生まれ。奈良県出身。大学関西地方リーグで最優秀投手賞(’97年)、最優秀選手賞(’99年)を受賞し、野球部創設以来初の全国大学野球選手権大会に2度出場。最高成績はベスト8。東海地区、社会人野球の名門へ進み、社会人野球の甲子園である都市対抗野球大会に2度の出場。引退後は、人気野球指導ブログ「お父さんのための野球教室」を開設。体系的でわかり過ぎる野球指導法は小学生の保護者に爆発的な支持を得て、DVDや書籍化。現在も、ブログでの指導法の発信、高校野球の現場で学生野球選手のサポート活動を精力的に行う。
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