自主練 冬の自宅でのトレーニング 



教材購入者の方からこのような質問をいただきました。

 

【質問】

 

はじめまして。

 

いつも楽しく拝見させてもらってます。

 

小学校6年と4年の息子がいます。

 

冬の自宅でのトレーニングについて悩んでいます。

 

筋肉をつけすぎると背が伸びないとかしかし筋肉のないとピッチング、バッティングとも非力ではないかと思います。

 

腕立てなど肩の筋肉をつけたらいけないのでしょうか?

 

自宅でのトレーニングを考え中です。

 

アドバイス宜しくお願いします。

 

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■ 冬の自宅でのトレーニング
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私は小学生から社会人で野球を終えるまで、一貫して取り組んできたのが、柔軟でしなやかな体を作ることでした。

 

実際に意識して取り組み始めたのは高校からですが、小学生期、中学生期と振り返ってみると結果として柔軟かつしなやかな筋肉を作るための取り組みを行っていました。

 

当然、ボールを投げる動作やバットを振る動作は筋肉を使います。

 

しかし、それは決して強く大きい筋力だけが影響するものではありません。

 

よく言われるのが、筋肉の大きさで言えばボディービルダーの方が決して速いボールを投げることが出来たり、ホームランを打てますか?ということです。

 

私は野球選手にとって必要なのは大きな筋肉をつけることではなく、自分の意思やイメージに対して正しく素早く反応出来る筋肉だと考えています。

 

そのためにはやはり柔軟でしなやかな体を作っていかなくてはいけません。

 

特に小学生時期は強い負荷をかけたトレーニングをするのではなく、軽い負荷もしくは負荷0のトレーニングを行っていただきたいと思います。

 

そういう観点で私が十数年間ずっと行ってきた自宅で出来るトレーニングは以下の3つです。

 

● 1. 湯船につかり手首を振る。

回数は1試合の投球数+20+(イニング×10回)

1試合平均の球数と試合前のブルペン(20球)。

イニングの合間に投げる投球練習の球数へ対応する目的で取り組む回数を上記のように算出します。

 

● 2.お風呂で体を洗う時は、イスを使わない。

足腰とバランスの訓練ですね。

 

● 3.正しい姿勢で過ごす

テレビは寝転んで見ない。肘はつかない。真っすぐな姿勢を保つ。

ということです。

 

これらは決して難しいものではありません。

 

しかしながら野球をしていくうえでとても重要な要素を含んでおり、基礎となるトレーニングです。

 

ぜひ明日から取り組んでいただき、上記3つを習慣化させていただければと思います。

 

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