野球用語「勝率」とは?意味・使い方・上達法がわかる!
この記事では、野球用語「勝率」の意味&使い方を解説。さらに、勝率に関係する“野球上達法”も紹介するのですが、実は、「勝率」には、こんな“深い意味”があったのです↓
「勝率」とは?
勝率とは、「勝利した割合(確率)」という意味です。「しょうりつ」と読みます。英語では、「winning percentage(WP)」と書きます。
勝率は、試合数に対する勝ち数の割合。野球において、勝率が計算されるのはチームと投手です。NPB(日本野球機構)では、勝率の出し方、計算方法はこのように算出されています。
勝率 = 勝試合数 ÷ (勝試合数+敗試合数)
全試合数から引分試合を除き、勝った割合を表します。
たとえば、2019年シーズンのパ・リーグで優勝した埼玉西武ライオンズの勝率は、、、2019年シーズン、埼玉西武ライオンズの勝ち数は80、負け数は62、引き分け数は1。つまり、このような計算方法になります。
勝試合数80 ÷ (勝試合数80 + 敗試合数62) = 0.563
勝率は「.563」。
投手の勝率も、上記と同様の方法で計算します。ただし、NPBでの最優秀勝率投手が与えられるのは、1シーズン13以上の勝利数をあげたピッチャーが対象になります。
ちなみに、投手における歴代最高勝率は.1000!1981年に間柴投手(日本ハムファイターズ)、2013年に田中将大(東北楽天ゴールデンイーグルス)が記録しています。
「勝率」は、なぜホームとビジターで変わるのか?
勝率において、一般的には、ビジター(相手側の地域)で行う試合よりもホーム(本拠地)で試合をする方が勝率が高くなる傾向があります。その理由は、相手側の地域への移動による疲れ、相手側の地元ファンの応援、審判のホームチームへのひいきなどの要素があります。審判は公正なジャッジを心掛けていますが、地元ファンの熱烈な応援に刺激されて判定に影響する、ということもしばしば。その積み重ねによって、ホームチームの勝率が高くなっている可能性は考えられます。
「勝率」の使い方・例文
勝率の例文・用例を紹介します。
〇彼の防御率は低いけれど勝率が高い。
〇私が球場で応援した時のチーム勝率が非常に低い
「勝率」の具体的な使われ方
号外です!!由伸!!最優秀防御率のタイトルが確定!!
山岡の勝率1位に続きました!!
おめでとうございます!!
(面担うらの)#orix #オリックスバファローズ #Bs2019 #丑党の面担 #山岡泰輔 #山本由伸 pic.twitter.com/SNlrIqmZqV
— スポニチやっぱオリやねん (@Sponichi_Orix) September 29, 2019
マイク・ボルシンガー投手が2018年シーズンのパ・リーグ投手部門で「最高勝率」のタイトルを獲得しました。https://t.co/GEGB3wFAQp #chibalotte pic.twitter.com/BnbpXZT3Qz
— 千葉ロッテマリーンズ (@chibalotte) October 13, 2018
「勝率」の類義語
勝率の類義語は、「最高勝率」、「最優秀勝率投手」などがあります。
「勝率」に関する練習法
投手の勝率を高めるアプローチはたくさんありますが、中でもコントロールの向上は勝率には必須。紹介するシャドーピッチングで期待できる効果は、①投手のバランス感覚向上②下半身・体幹強化。ピッチング動作を安定させて、勝率アップに貢献します。
「勝率」まとめ
勝率の意味、使い方、そして上達法を紹介しました。野球用語の意味がわかれば、監督やコーチから指導してもらう際に吸収するスピードが違います。つまり、上達が加速するということです。
この記事を読み返して、「勝率」の理解を深めて、さらに野球を楽しんでくださいね!
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