【少年野球】コンディショニングとは?
コンディショニングとは?
日本コンディショニング協会で概念・方法は下記のように記載されています。
全身の200の骨と650の筋肉、リンパと血管、そして神経を人体の構成要素と捉え、それらを整える約300種類の動作を組み合わせた運動方法「コンディショニング」を提案します。
コンディショニングを、身体の状態にあわせて、処方することで、骨配列や筋肉が整い、人が本来もっている身体能力をスムーズに発揮できる状態を作りだします。
更に、生活の中へ組み込む心理要素を加え、習慣化することで、「快習慣」が身体に定着し、心の安定性も生まれるのです。
これらのことからスポーツのパフォーマンスの向上、疲れにくい身体、また様々な不調(こり・むくみ・肥満・慢性痛・冷え)を解消します。
昨今の日本人は「身体の不調」を訴える方が増えています。その方々の多くは、さまざまな不調を、遺伝や体質だと思っていたり、日々「仕方ないと」あきらめて過ごしていたりするようです。
また、アスリートの中にも、便秘や下痢が常習、関節の痛みは仕方ないと思っている方もいます。
筋肉を動かす運動は、私たちを「健康」へと導いてくれます。
しかし近代社会は、年々便利になり、筋肉を使わない生活となり、更に、運動に割く時間もない。
その結果、使われている筋肉は、疲労が溜まり硬くなり、使われない筋肉は萎縮して硬くなります。
それが不調の原因となっています。
そんな不調を訴える身体に、運動が大切だと、週末に無理やり運動をしたり、アスリートや、運動至上主義で、運動のし過ぎの方もいます。
このような近年の傾向において当会の運動で、まず身体を「良い状態」へと導くことを提案します。
「良い状態」とは『自然体=身体が持っている当たり前の反応を出来る身体の状態』です。
このコンディショニング(運動)は、それを手に入れられる運動です。
ほんの少しの時間と、手間をかけておこなうだけで、私たちの身体はみるみる変わり、不調は改善され、能力は向上します。
それを自分で自分の身体に合わせておこなう事が出来る方法が、わたしたちの推進するコンディショニングです。
こう記載されています。
少年野球とコンディショニング
コンディショニングが「良い状態」とは『自然体=身体が持っている当たり前の反応を出来る身体の状態』です。
よく「自然体」という言葉を使いますが、こういうことなんですね、
少年野球においても同じことだと思います。
常にこの自然体で練習ができる、試合が出来るように私達指導者が注意する必要がありそうです。
コンディションが悪い状態で練習をしても、習得率というか、身に付きませんよね。
ケガのリスクも高くなりそうです。
大人でも、体調が悪い時、寝不足の時に効率よく仕事をこなすのは難しいものです。
このコンディショニングを知ることで、チーム力が簡単にアップするかもしれないのです。
全員寝不足のチームが勝つのは難しいでしょうし、普段以上の集中力を発揮する可能性も低いでしょう。
逆に、チーム全員のコンディションが最高なら、普段練習してきたことが、試合で初めて出来ることもあるでしょう。
技術練習と同じくらいコンディションは大切ですし、そのためにコンディショニングを活用することは、結果を左右する大きな要因にもなります。
まとめ
大切な試合の前日に「体調を整えておくように!」だけでは、それ自体が普段と違う特別な行動になってしまいます。
もう一度繰り返します。
コンディショニングが「良い状態」とは『自然体=身体が持っている当たり前の反応を出来る身体の状態』です。
例えば、「8時間寝る」こともコンディショニングの1つです。
普段の生活から出来るコンディショニングを学んでいきましょう。
今回のテーマは、小学生のコンディショニングでした。
この記事を書いた人長田真樹
2011年~2021年、京都学園大学・京都先端科学大学硬式野球部コーチを歴任、リーグ優勝春秋通算10回・全日本大学選手権大会6回出場・明治神宮大会1回出場。
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