野球用語「ディレイドスチール」とは?意味・使い方・上達法がわかる!
「ディレイドスチール」とは?
ディレイドスチールとは、野球におけるプレーのひとつで「ピッチャーがバッターに対して投球している以外の時にする盗塁」という意味です。英語では、「delayed steal」と書きます。「ディレードスチール」と表記する場合もありますが、本記事では「ディレイドスチール」に統一表記します。
「ディレイドスチール」は、「遅らせる」という意味の「ディレイド」と、「盗塁(盗む)」という意味の「スチール」を組み合わせた野球用語です。
ディレイドスチールは、投手や捕手のスキをつく盗塁。たとえば、ピッチャーが投球を行った時には、ランナーはスタートを切らず、キャッチャーがピッチャーに返球しようとした時に盗塁を仕掛けます。
ピッチャーに返球しようとしているキャッチャーは一旦動きを止めて、改めて送球動作を起こさなければならず、送球が遅れてしまうスキに盗塁を成功させるというわけです。
このように、「タイミングを遅らせて走る」ことから、「ディレイド(遅らせる)スチール(盗塁)」とよばれますが、、、
他にも、ランナーが極端に大きなリードをとって、ピッチャーに牽制球を投げさせて、次の塁に進塁
するプレーがありますが、そちらもディレイドスチールとよばれます。
「ディレイドスチール」と「通常の盗塁」の違いは?
通常の盗塁とディレイドスチールの違いは「スタートを切るタイミング」。通常の盗塁はピッチャーが足を上げて投球動作を開始したタイミングを見計らってスタートを切るのが一般的です。
また、相手ピッチャーのクセ(けん制をするのか、投球を行うのか)を見抜いている場合は、もっと早いタイミングでスタートを切るでしょう。
ディレイドスチールの場合は、スタートを切るタイミングを遅らせます。ピッチャーが投球動作を終えた後、捕手がキャッチしたタイミング、あるいは投手に返球するタイミングなど、通常の盗塁よりも遅いタイミングで盗塁のスタートを切ります。
「ディレイドスチール」の使い方・例文
ディレイドスチールの例文・用例を紹介します。
〇決勝点は一塁ランナーのディレイドスチールからのホームスチール
〇ディレイドスチールを仕掛けたものの盗塁死で試合終了
「ディレイドスチール」の具体的な使われ方は?
https://twitter.com/ax70_KIT/status/883905834870124544
セーフティにディレイドスチールにと容赦のない3年生とゲーム形式なう(^_^;) pic.twitter.com/sU5jzdcmon
— FutureFan (@SFutureFan) September 1, 2018
「ディレイドスチール」の類義語
ディレイドスチールの類義語は、「盗塁」です。
「ディレイドスチール」に関する練習法
ディレイドスチールは、相手の一瞬のスキを突いてスタートを切る盗塁です。最初の一歩で遅れてしまうと、絶好のタイミングでスタートしてもアウトになる確率は高くなってしまいます。
ご紹介する上達法は、野球動作解析のスペシャリストで、筑波大学硬式野球部の監督である川村さんが教えてくれる「1歩目が速くなる練習法」。この一歩目を速くするのに有効な練習法で、ディレイドスチールをバンバン決めて、チームの盗塁王を目指してください!
「ディレイドスチール」まとめ
ディレイドスチールの意味、使い方、そして上達法を紹介しました。野球用語の意味がわかれば、監督やコーチから指導してもらう際に吸収するスピードが違います。つまり、上達が加速するということです。
この記事を読み返して、「ディレイドスチール」の理解を深めて、さらに野球を楽しんでくださいね!
ビーレジェンドプロテイン「スポーツ&ウェルネス」の 詳細はこちら