野球用語「便所の水」とは?意味・使い方・上達法がわかる!
「便所の水」とは?
便所の水とは、野球部員にとっての水分補給の方法のひとつです。
「便所の水」とは、一般的に「便所の手洗い場の蛇口から出る水」のことを言います。近年は熱中症対策の観点から、練習中に水分補給しない野球部員はほとんどいません。
しかし、数十年前のほとんどの指導者にとって、水分補給をしないことこそ正義。ここぞな場面での“忍耐力”を養うために、練習中の水分補給の頻度は極めて少ないものでした。
また、マネージャーなどが作ってくれるお茶は、上級生から順に飲んでいくのがほとんどの野球部ルールであるため、下級生の順番が回ってきた時には、ほとんどお茶は残っていません。
だから夏場の野球部員、特に下級生にとって、どうやって水分補給するか?は死活問題。そこで野球部員たちが考え出したのが「便所の水」です。
「水は飲むな」とは言えても、「便所に行くな」とは言われにくいものです。そのスキをついて、便所に駆け込み、手洗い場の蛇口をひねって「便所の水」でのどと体の渇きを潤すのです。
「ぬるい水道水を飲むの?」「しかも便所の水でしょ?」「なんだか気持ち悪い」と思うかもしれません。でも、野球部員にとって便所はオアシスであり、便所の水は「聖水」なのです。
ひと時ですが、渇ききったのどと体はみるみる潤います。だがしかし問題があります。便所から出るときには、唇は乾かさなければなりません。口元が濡れていたり、潤いのある唇でグラウンドに戻ると、先輩や指導者に水を飲んでいたことがばれてしまいます。
唇をユニフォームで拭いてカラカラの状態にしてから便所を出るのは言うまでもありませんが、なるべく唇に便所の水が触れないように飲むのも、野球部員の得意技のひとつです。
「便所の水」の使い方・例文
便所の水の例文・用例を紹介します。
〇この世で一番美味いものは便所の水
〇便所の水まじヤバい。
「便所の水」の具体的な使われ方は?
野球の変な指導は復員した軍隊経験者が原因。敵地で兵隊が水筒の水をガブガブ飲むとすぐになくなってしまう。『練習中は水を飲むな』『水を飲んだらバテる』『根性がない』桑田真澄『練習中には便所や水たまりの水をこっそりすくって飲んでいました』 pic.twitter.com/LSS0XY8LPn
— kegasa (@kegasa2007) September 6, 2014
PL学園とか高校野球強かった頃は1年生部員が便所の水飲まされてたってテレビで見た#虎8
— ときねず(´ω`)お米大好き (@tknz1) July 19, 2018
「便所の水」の類義語
便所の水の類義語は、「トイレの水」です。
「便所の水」に関する練習法
便所の水をすすらせるような前時代的な指導はもう終わり。これからはIOTを活用した科学的な上達法。スマホアプリで打撃・投球の技術を解析できます!
「便所の水」まとめ
便所の水の意味、使い方、そして上達法を紹介しました。野球用語の意味がわかれば、監督やコーチから指導してもらう際に吸収するスピードが違います。つまり、上達が加速するということです。
この記事を読み返して、「便所の水」の理解を深めて、さらに野球を楽しんでくださいね!
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