野球用語「ダートサークル」とは?意味・使い方・上達法がわかる!
「ダートサークル」とは?
ダートサークルとは、野球場における区画線のひとつで「ホームベースを円で囲むように設けられた土のエリア」という意味です。ダートサークルは和製英語で、「durt circle」と書きます。
「ダートサークル」は、「土」を意味する「ダート」と、「円」を意味する「サークル」を組み合わせた野球用語。ホームベースを中心とした「土の円」をダートサークルとよびます。
ただし、米国の野球場の内野は芝生になった球場が多いですが、日本の野球場のほとんどは内野が土。なので、内野が土の野球場では、ダートサークルは白線で示されます。
「ダートサークル」の目的・役割は?
ダートサークルの目的・役割は大きく2つあります。ひとつは、ホームベース付近でのプレー(バッティング、スライディング)を安全かつスムーズに行うために土になっています。
もうひとつの目的・役割は、打者の振り逃げの意思を確認すること。第三ストライクを取られた打者がダートサークルを出た時点で、審判は打者に振り逃げの意思がないものとみなしアウトをコールします。
「ダートサークル」の大きさ、半径、寸法
実は、ダートサークルの大きさは球場の大きさが決められていないのと同じように、厳密には定められていません。一般的なダートサークルの大きさは、直径7メートル92.5センチメートルの円を描きます。
もし監督やコーチから「ダートサークルを引いておいて」と言われたら、ホームベースを中心に半径約3.9メートルの円を描いておけば問題ありません。ただし、ダートサークルを描くのはファウルゾーンのみ。フェアグラウンドに線は引かないようにしましょう。
いつから「ダートサークル」はあるの?
高校野球の中継を見ていて、「昔から、あんなサークルがあったかな?」「いつからダートサークルが描かれるようになった?」と思いませんか?
ダートサークルは、2007年の公認野球規則の改正のタイミングから描かれるようになり、高校野球はその年の年春の選抜よりダートサークルが描かれるようになりました。
また、プロ野球の阪神タイガースの試合では、甲子園にダートサークルは描かれていません。プロ野球では、審判が仮想のダートサークルを想像して、打者の意思を判断しているようです。
「ダートサークル」の使い方・例文
ダートサークルの例文・用例を紹介します。
〇ダートサークルを出たのでアウト
〇雨が降り出したのでダートサークルにシートをかける
「ダートサークル」の具体的な使われ方は?
今日の試合を見学していて何でだろうね?ってなった事。
このバッターボックスとかの後ろに引いてあるダートサークルという円。
何で一三塁線にはつながってないんですかね?
ちょうど3フィート分開いてるようにも見えますが真相は??#画像は拾い物です pic.twitter.com/p28tgTgdII— はるきち (@harukichixxxx) March 18, 2018
いまキャッチャーが、バッターがダートサークル出るのを確認してたけどやっぱり普通はルール分かってるよなぁ。
— ヾ(zxcv)ノ (@zxcvdayo) August 11, 2007
「ダートサークル」の類義語
ダートサークルの類義語はありません。
「ダートサークル」に関する練習法
スリーストライクの後、一塁へ走るのを忘れてダートサークルを超えてしまうとアウトですが、ヒットを打てば何の問題もありません。
ご紹介する上達法は、野球動作解析のスペシャリストで、筑波大学硬式野球部の監督である川村さんが教えてくれるミート力を上げる練習メニュー。この小学低学年から取り組むべき練習メニューでヒットを量産してください!
「ダートサークル」まとめ
ダートサークルの意味、使い方、そして上達法を紹介しました。野球用語の意味がわかれば、監督やコーチから指導してもらう際に吸収するスピードが違います。つまり、上達が加速するということです。
この記事を読み返して、「ダートサークル」の理解を深めて、さらに野球を楽しんでくださいね!
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