連続して試合がある場合のアイシングの方法について
教材購入者の方からこのような質問をいただきました。
【質問】
小学4年でピッチャーをしています。
このごろわ6回70~80球ぐらい投げますがアイシングをしたほうがいいのでしょうか。
またつずけて2試合目で野手として出場する場合わどうでしょうか、お教えいただけませんでしょうかよろしくお願いいたします。
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■ 連続して試合がある場合のアイシングの方法について
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結論から申しますと、何球であってもピッチング後はアイシングを行うことをお勧めします。
アイシングの効果は2つあります。
一つはピッチングを行ったことによる筋肉の炎症を抑える効果。
もう一つは疲労除去の効果です。
一つ目の炎症を抑えるというイメージはしやすいと思います。
二つ目の効果は、アイシングをすることにより、血管が一度収縮します。
その後温めることにより、反動で血管が通常よりも大きく拡がります。
血管が大きく拡がることにより、疲労物質と呼ばれるものは流れやすくなり、疲労回復を早めるというものです。
これらの効果がアイシングにはあるので、少ない投球数であってもアイシングをきっちりと行い、炎症を抑え、疲労を次に残さないためにも、行うようにしてください。
次に連続して試合がある場合のアイシングの方法ですが、アイシングをするということは筋肉を冷やすということです。
筋肉を一度冷やすとどうしても筋肉は硬くなり、重たくなってしまいます。
筋肉が硬くなってしまった状態ではやはり筋肉に負担がかかってしまいます。
ですから、2試合ある場合は1試合目の終了後は軽いキャッチボールと軽いストレッチ程度に留めて、その後は体を冷やさないように長袖を着用するなどして保温を心がけて下さい。
また、2試合目まで昼食をはさんだり時間がある場合は、座り込んだりするなど同じ体勢で時間を過ごさないようにも心がけて下さい。
やはり同じ体勢でいるということは、筋肉が冷えて硬くなってしまうことにもつながります。
軽めの昼食をとり、少し休息したら、ウォーキングをするなど体が固まらないように工夫することが次の試合のパフォーマンスをあげることにつながります。
そして、2試合目が終わった後にきっちりとアイシングをするようにしてください。
アイシングの方法は20分くらいの時間が一定の目安です。
その後、タオルでアイシングした部分を保温し終了してください。
軽いストレッチや肩甲骨の可動域を広げる体操はコチラをご覧下さい。
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