【少年野球】故障しやすいポジションはピッチャーじゃない!?



『②⑥⑧ピッチング』で故障も防げる!

前回までで紹介した『②⑥⑧ピッチング』で故障率も下げることができます!

野球をやっていれば「肩が痛い」「肘が痛い」というのはある意味仕方ない部分もあります。

どうしてもスポーツに怪我はつきものです。

とはいっても・・・

競技を続けられなくなったり、障害が残ってしまう致命的な怪我は避けなければなりません。

ピッチングに関していうと

「ピッチングフォームが悪いとか」「体の使い方が悪い」のが原因と言われがちです。

もちろん、それも問題なのは間違いありません。

でも、私が考えている一番の原因は『力加減』だと思っています。

どんなに良いフォームをしていたとしても

全力でたくさん投げていれば問題は起きるはずです。

だから『②⑥⑧ピッチング』なわけですよ(笑)

『力加減』をコントロールできない選手って、多いんですよね。

そりゃ、小さいころから「思いっきり振れ」「強く振れ」って言われ続けたらそうなります。

それに子供って、全力でやりたい生き物だから(笑)

それをいろいろ経験させてあげて『力加減』をコントロールする感性を育ててあげたいです。

故障しやすいポジションはどこ!?

小学生で一番怪我しやすいポジションはピッチャーじゃないと思っています。

それは・・・

『キャッチャー』なんですよ!!

理由は・・・

・ピッチャーが投げた数の返球をする

・盗塁の送球をしている

・動きにくい防具をつけてプレーしている

・1試合目はキャッチャー、2試合目はピッチャーという使われ方

これって、完全に指導者の知識不足としか言いようがない(笑)

そもそもポジションなんか固定せずにいろいろやらせてあげればいいんですよ。

1イニングずつ変えたっていいでしょ。

それですべては解決するんですけどね。

これについてはまた別の機会に書きたいと思います。

盗塁の問題も大きいですよね。

「ジュニア期は盗塁ナシのルールがいいんじゃないか??」

なんて、議論がされているところもあります。

低学年なんか、塁に出たらほぼほぼフリーパスですから。

セーフってわかっていても、送球しないと怒られるチームだってありますからね。

本当に理解に苦しみます(笑)

盗塁なんて、ピッチャーがモーションを盗まれたら終わり。

どんなに肩が強いキャッチャーでもさせないですからね。

最後は親が守るしかない!

こういうの書いていると、指導者ディスりにしかならない(笑)

スクール生の保護者からも、この手の相談はよく受けます。

投手で使われ続けるとか、キャッチャーで使われ続けるとか。

話をして理解してもらえる指導者であれば、こんな話にはならないんですけどね。

そうじゃない人たちが多いってことですよ。

簡単にチームを変えればいいって、話もできないんですよね。

「みんな、辞めてウチのひまわり来ればいいのに」って思いますけど、実際(笑)

子どもはやっぱりチームメイトに愛着があるんですよ。

どんなに指導者がひどくても「友達」とやりたいってね。

そうなると・・・

もう保護者がウソをついてでも、子どもを守ってあげるしかないんですよ。

子どもは試合に出たいですから、出ろと言われたら出たくなるのが当たり前です。

「ドクターに3イニング以上は投げるな」って言われてるとか。

「ドクターに捕手はできない」って言われたとか。

これくらい、言ってもいいと思いますよ。

でも、故障して、お子さんが好きな野球ができなくなるのは避けないといけないんだから。

なんか、こんなこと書いていると、アホらしくなりますよね。

何やってんだろ、オレ。

マジで勉強しろ、指導者たち・・・(笑)

今日はこれくらいで!

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この記事を書いた人榊原貴之縦振り先生 榊原貴之
『たてぶりせんせい』って呼ばれてます。野球の技術指導が本業です。小中学生に野球教室をしたり、甲子園に出るような高校の外部コーチもやってます。自身が代表を務める『座間ひまわり野球倶楽部』は小学部と中学部があります。SNSにも野球観、人生観を毎日綴っています。
株式会社メイク・ユア・ロード 代表
座間ひまわり野球倶楽部 代表
【略歴】
平成 5年3月日本大学第三高等学校卒業 (軟式野球部に所属)
平成 5年4月日本大学文理学部体育学科入学(中学高校一種保健体育教員免許取得)
平成 9年4月順天堂大学大学院スポーツ健康科学科入学
平成 9年4月「上達屋(有限会社ベータ・エンドルフィン)」入社
平成18年3月「上達屋(有限会社ベータ・エンドルフィン)」退職
平成18年4月独立
平成20年6月株式会社メイク・ユア・ロード 設立
平成30年7月座間ひまわり野球倶楽部設立

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