【少年野球】何のための練習なのか??



目的は何なのか!

みなさん、何のために練習していますか??

「試合で打てるようになるため」とか。

「ウマくゴロをさばけるようにするため」とか。

「いいピッチングができるようにするため」とか。

って、答えが普通だと思います。

でもね、これじゃ全然ダメっ!!!(笑)

これって、練習の目的が試合をできるようにするためってところなんですよ。

意味わかんないでしょ??

試合で良いプレーをするための練習ってこと。

順番で説明すると・・・

まず「練習」があって、それの次に「試合」ってことですよ

でも、これだといつまで経っても、試合でできるようになりません。

何から始めるのか??

じゃ、何なんだよって話なんですけど(笑)

縦振り先生が考える練習の目的っていうのは・・・

「試合」でできないことを「練習」するってことです。

あんまり変わらないだろと思うかもしれませんが、もう180度違いますよ。

まず何から始めるかってところがポイントです。

縦振り先生の考え方だと、まず「試合」をするんですよ。

できるかできないかは別にして、とにかくまず「試合」をやってみる。

そこから問題を洗い出して、それを克服するための「練習」をするわけです。

初球から振っていけないなら、そのための練習をするとか。

フライが捕れないなら、そのための練習をするとか。

変化球でストライクがとれないなら、その練習をするとか。

選手だって、試合でできないんだから練習しなきゃって思うでしょ。

前回のブログで失敗は成功の素って話を書きましたけど、そこにもつながりますよね。

日本人の悪いところの一つですよね。

練習ありきみたいな発想(笑)

でも、たいていは指導者が見誤って練習をしますから

結局は試合でウマくいかないってサイクルが続くんですよ。

練習時間や練習量ばかり多くて、結果がでないという負のサイクルね(笑)

本当に文化の違いなのか!?

どこで聞いたか忘れてしまったんですが、こんなエピソードがあったそうです。

ま、そうなると本当かどうかも定かではないかもしれない(笑)

昭和の時代にキューバと日本でコーチの交換留学みたいのがあったみたいです

キューバのコーチが日本に来て、日本人選手を指導する。

逆に日本人のコーチがキューバに行って、キューバ人選手を指導する。

なんてことですね。

コーチにも選手にもお互いの文化に触れ合えますから、良い刺激になりますよね。

で、日本人のコーチがキューバ人選手に指導した時のことです。

まず初日は練習から始めるわけですよ。

ウォーミングアップ、バッティング練習、守備練習、ピッチング練習ってね。

そして、二日目はどうなったかというと・・・

キューバ人選手たちは練習に出てこなかったそうです(笑)

理由を聞いてみると

「オレたちの試合のプレーを見てもいないのに、なんでアドバイスできるんだ」と。

もうメチャクチャ正論ですよね(笑)

まとめ

彼らの発想としては試合のプレーを見てもらって、そこに対してアドバイスが欲しいというわけです。

いきなり、闇雲に「あーじゃない、こーじゃない」って言われても、そりゃ納得ができないですよね。

でも、これってコーチが結構な確率でやってしまうミスなんですよね。

ここの順序まで考えてコーチングできている人は少ないですよ。

あ、もちろん縦振りにお任せください(笑)

今日はこれくらいで!

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この記事を書いた人榊原貴之縦振り先生 榊原貴之
『たてぶりせんせい』って呼ばれてます。野球の技術指導が本業です。小中学生に野球教室をしたり、甲子園に出るような高校の外部コーチもやってます。自身が代表を務める『座間ひまわり野球倶楽部』は小学部と中学部があります。SNSにも野球観、人生観を毎日綴っています。
株式会社メイク・ユア・ロード 代表
座間ひまわり野球倶楽部 代表
【略歴】
平成 5年3月日本大学第三高等学校卒業 (軟式野球部に所属)
平成 5年4月日本大学文理学部体育学科入学(中学高校一種保健体育教員免許取得)
平成 9年4月順天堂大学大学院スポーツ健康科学科入学
平成 9年4月「上達屋(有限会社ベータ・エンドルフィン)」入社
平成18年3月「上達屋(有限会社ベータ・エンドルフィン)」退職
平成18年4月独立
平成20年6月株式会社メイク・ユア・ロード 設立
平成30年7月座間ひまわり野球倶楽部設立
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