【少年野球】選手に会話をさせたかったら、大人が黙る!?



声は「出す」ものではなくて「出る」もの!?

こんにちは!!

縦振り先生こと、榊原貴之です。

スポーツの現場では・・・

  • 声出せ
  • 声かけろ
  • 会話をしろ

とか、よく耳にする言葉ですね。

ま、そんなことを言ったって、なかなかできることじゃありません。

子供に会話をして欲しかったら、一番手っ取り早いのは・・・

「大人が黙っていること」です。

大人が声を出す機会が増えれば、子供が声を出す機会を奪われるんですよ。

そりゃ、そうでしょ。

でも、ダメな指導者って、こういうことがわからないのよ。

練習させてもいないことを、試合でできないと怒るんですよね。

本当にバッカじゃねぇのって思います(笑)

やり方も教えてないくせに、偉そうにダメ出しばかり。

よっぽど、仕事や家庭でストレスを抱えているのかなって思いますよ。

単なる自己満足か、ストレス発散にしかみえない。

自分の子供がムダに罵倒されている姿を、保護者の方もよく耐えられますよね。

ハッキリ言って、ボクにはムリです(笑)

会話の質を高めるには?

さて、話を戻しますよ。

もちろん、大人が黙ってみていると、最初は子ども達も黙っているかもしれません。

そこの何か言いたい気持ちをグッとこらえるんですよ。

余計なことを言わずに黙ってみている。

でも、プレーが始まると、子どもたちは勝手にいろいろ喋り始めますから。

自分が、好きなことやっているんですから当たり前ですよ。

ここまでは来るのは、意外と簡単です。

これができるようになったら、次のステップとしては会話の質を高めたいんですよ。

ワーワーギャーギャーとただ声を出しているだけじゃ、能がないでしょ(笑)

試合の流れやチームメイトの状況を分析して、それに対してアドバイスできるようにしたいです。

それには・・・

まずは、チームとしてどういうゲームプランで臨むかをハッキリさせることです。

  • 打って勝つ
  • 守って勝つ
  • そこそこ守って、あとは攻撃で勝負

とか、いろいろな戦い方があります。

こういうことを日頃から、チームで共有しておきます。

そうすれば、それを実現させるために必要な

  • バッティング
  • 守備
  • ピッチング

の話もできるじゃないですか。

これが、自然と選手たちの会話にも出るようになりますから。

指導者に何のコンセプトもなかったら、選手たちも会話できるわけありませんからね。

全てを言う通りにしろというのは違うと思いますが、やりたいことをハッキリさせておくのが指導者の大切な役割だと思います。

やっぱり、選手の会話の質は指導者の質です。

ぜひ縦振りにお任せください(笑)

今日はこれくらいで!

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この記事を書いた人榊原貴之縦振り先生 榊原貴之
『たてぶりせんせい』って呼ばれてます。野球の技術指導が本業です。小中学生に野球教室をしたり、甲子園に出るような高校の外部コーチもやってます。自身が代表を務める『座間ひまわり野球倶楽部』は小学部と中学部があります。SNSにも野球観、人生観を毎日綴っています。
株式会社メイク・ユア・ロード 代表
座間ひまわり野球倶楽部 代表
【略歴】
平成 5年3月日本大学第三高等学校卒業 (軟式野球部に所属)
平成 5年4月日本大学文理学部体育学科入学(中学高校一種保健体育教員免許取得)
平成 9年4月順天堂大学大学院スポーツ健康科学科入学
平成 9年4月「上達屋(有限会社ベータ・エンドルフィン)」入社
平成18年3月「上達屋(有限会社ベータ・エンドルフィン)」退職
平成18年4月独立
平成20年6月株式会社メイク・ユア・ロード 設立
平成30年7月座間ひまわり野球倶楽部設立
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