野球を教育の道具にしてはいけない!?



こんにちは!

縦振り先生こと、榊原貴之です。

「人間形成」って言葉はあまり好きじゃない!?

「スポーツを通じて、人間形成をする」って話は、よく目にしますよね。

ボクも、それを全て否定するわけでないんですよね。

中1から野球部に入って30年以上携わっていますから、人生を『野球』ナシには語れません。

そういう部分も、結果的にはあるかなって思います。

でもね・・・

それをジュニア期に強要するのって、違和感しかないんですよね。

本当にバッカじゃねぇのって、思います(笑)

だって・・・

ただ楽しかったり、好きだからスポーツやりたいってと思って、子どもは始めるわけじゃないですか。

だから、シンプルに競技だけやらせてあげればいいんじゃないかなって、思いませんか??

大人のエゴや勝手な大義名分で、余計なものがいっぱいくっつきすぎなんですよね、日本のスポーツは。

自分たちで余計なハードルを上げちゃって、子どもや保護者から選ばれない競技になってる気がします。

挨拶や礼儀がどうこうとか、整理整頓がどうこうとか。

子どもたちがスポーツをやるにあたって、一番最初にやることではないと思うんですよね。

まず一番は、競技自体を楽しむことじゃないんでしょうか??

で、みんなで楽しくやるためには何が必要か、っていう流れになるのが自然かと。

そこで、ルールとかモラルとかの話だと思います。

競技を満足にプレーさせないで、挨拶がちゃんとできないから説教するのとか、意味わからないでしょ(笑)

子どもだけで充分にできる!?

公園で遊ぶ子供たちは、大人や審判ナシで遊んでいますよね。

そりゃ、多少のイザコザや揉め事はあると思いますよ。

でも、それを自分たちでルールをつくったり、お互いでバランスを取りながらやるわけですよ。

で、日が暮れたら「今日も楽しかったね。また明日!!」って終わるじゃないですか。

そういう力が、子どもたちにはあるんですよね。

それを大人が勝手にできないと決めつけて、いろいろなことを強制するから、子どもたちからそういう能力が奪われていくんですよ。

  • 今の子どもたちは言われた通りにしか動かない
  • 言われた通りにも動けない
  • 自分で考えずに、指示待ちが多い

こういう話も全て、そこに関わってきた大人に問題があるからなんですよね。

「アンタたちがそうさせてるんだろ」って、ボクは思いますけど(笑)

楽しんでナンボでしょ!!!

日本人の悪いところは、何でもかんでも教育に結びつけようとすることかなと。

学校の部活もそうだし、学校運営自体もそう。

「ちゃんと教育しています」って、形を作りたがるんですよね。

ある意味で、自己防衛というか・・・

そう掲げていれば、正義みたいなところがある。

この時代は、いろいろ文句を言う人も多いですからね。

とにかくスポーツはまず楽しむこと!

スポーツを、教育の道具にしてはいけません。

ぜひ縦振りにお任せください(笑)

今日はこれくらいで!

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この記事を書いた人榊原貴之縦振り先生 榊原貴之
『たてぶりせんせい』って呼ばれてます。野球の技術指導が本業です。小中学生に野球教室をしたり、甲子園に出るような高校の外部コーチもやってます。自身が代表を務める『座間ひまわり野球倶楽部』は小学部と中学部があります。SNSにも野球観、人生観を毎日綴っています。
株式会社メイク・ユア・ロード 代表
座間ひまわり野球倶楽部 代表
【略歴】
平成 5年3月日本大学第三高等学校卒業 (軟式野球部に所属)
平成 5年4月日本大学文理学部体育学科入学(中学高校一種保健体育教員免許取得)
平成 9年4月順天堂大学大学院スポーツ健康科学科入学
平成 9年4月「上達屋(有限会社ベータ・エンドルフィン)」入社
平成18年3月「上達屋(有限会社ベータ・エンドルフィン)」退職
平成18年4月独立
平成20年6月株式会社メイク・ユア・ロード 設立
平成30年7月座間ひまわり野球倶楽部設立
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