90%の投手が陥っているコントロールが悪くなる考え方とは
こんにちは!
野球ソフトボール瞬達塾の川端健太です!
暑い日が続いてますが、体調は崩してませんか?
たまには、ゆっくり休んでくださいね。
今日は、「90%のピッチャーが陥っているコントロールが良くならない考え方」についてシェアしますね!
今からシェアする方法は
- なかなかコントロールが良くならない
こういうピッチャーや野手のお役に立てる内容になります。
今からシェアする方法を実践すると
- コントロールが安定していきます!
こんなうれしいことがあるので、最後までお読みください。
なぜ、コントロールが良くならないのか?
まずは、コントロールが良くならない考え方をお伝えします。
それは、ボールを投げてボールが狙ったところよりズレた場合、「ずれた分だけ次に狙うところをずらして投げれば良いのでは」という考え方です。
この説明だと少し分かりにくいですよね?笑
例え話をするとわかりやすくなるので、例え話をしますね!
例えば、 右バッターの内角低めいっぱいを狙って投げる練習をするとしましょう。
低めいっぱいを狙って投げたら、ボール3つ上にボールが行ってしまった。
この次のボールを投げる前に、「低めいっぱいを狙って投げたらボール3つずれたので低めいっぱいよりボール3つ分下を狙えば低めいっぱいに投げられるだろう 」と考えてから投げることありませんか?
これが、コントロールが良くならない考え方なんです。
これは上下だけではなく、左右でも同じです。
脳の使い方に間違い!?
この考え方だと、なぜコントロールはなかなか良くならないのか?
それは、脳の使い方が間違っているからです。
右バッターの内角低めいっぱいに投げると決めた時に、そのピッチャーの脳の中には「イメージA」というボールの軌道イメージが出来上がります。
その後に、ボール3つ分下に投げればいいと考えると、「イメージ B 」が脳の中に出来上がります。
これを繰り返すと、その選手の脳に
- イメージA
- イメージB
- イメージC
- イメージD
と、たくさんのイメージが出来上がってしまいます 。
脳は、選手のイメージを達成しようと、イメージをもとに動作を行ないます。
上達を超カンタンに説明すると、選手のイメージをもとに動作を行ってみて、イメージを達成した動作(この場合は投げ方)を記憶し、イメージを達成していない動作を消去していきます。
これを行うことで、イメージを達成した動作だけを記憶に定着するようにします。
これが、上達のメカニズムです。
ですから、イメージAをもとに投げた内角低めより上に3つズレた情報は、内角低めいっぱいのコントロールを身に付けるためには重要な情報なんです。
イメージを変えずに練習する
上達するためには、イメージ通りの結果もイメージとは違う結果も必要だということ。
内角低めいっぱいに投げる情報量は、
- イメージをドンドン変えて100球投げた場合
- イメージを変えずに100球投げた場合
では、明らかに情報量がイメージを変えずに投げた場合のが多いです。
また、イメージをA、B、C、Dと変えると、それぞれのイメージしたところを投げる練習をしてしまってることになります。
ですから、イメージを変えずに練習することをオススメします。
「あそこに投げる」と決めたら、投げたボールがどこに行こうと「あそこに投げる」と思って投げ続けてください。
こういう話をすると、「ボールが高めに行く時、狙うところを投げたいとこより下にずらしたら、コントロールが良くなることありましたよ」と思う方がみえると思います。
確かに短期的には、「 イメージを変える」という方法は効果がある時があります。
が、長期的には悪影響があるので、イメージを変えないことをオススメします。
短期的とは、その日だけです。
まとめ
今日は、「 90%のピッチャーが陥っているコントロールが良くならない考え方」をシェアしました。
それは、イメージをどんどん変えることでした。
今後実践することは、「イメージを変えずに投げる」でしたね。
この事を教えてもらった選手は、ほぼいないと思います。
ですから、ついやってしまう選手がいるでしょう。
この考え方は、野手にも知ってほしいと思ってます。
ですから、ピッチャーだけでなく野手にも教えてあげてください。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます!
あなたの教え子さんのコントロールが、抜群になりますように!
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脳科学、古武術などの身体操作、コンディショニング調整法などを学び独自の理論を確立
全国各地で野球ソフトボール教室を900回以上開催し2万人以上の選手、指導者を指導
野球雑誌『BaseballClinic』さんのコラムを担当。
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