【少年野球】U-12テキストより・ピッチング、スローイング「正しい投げ方」
公認野球指導者U-12
皆さんこんにちは、
お父さんのための野球教室の長田です。
2021年4月に全日本野球協会が認定している
公認野球指導者 基礎Ⅰ U-12 と
公認学童コーチの資格を取得しました。
そのテキストの中から、推奨されている指導方法をお伝えしたいと思います。
12歳までにはテキストの内容の投げ方が出来ていることを推奨されていますので、ぜひ参考にしてください。
この先、この資格を持っているコーチが、
チームに在籍しないといけないようになると考えられます。
先ずトップを知ろう!
チェックポイントの1つとして書かれているのは、トップの位置です。
テキストでは、ステップした足が着地したタイミングでどの位置に肘があるかという表現がされています。
その位置とは、両肩を結ぶ線の延長線上に肘が上がっているかどうかです。
よく、少年野球の現場では、「肘が下がっている」とか「肘をあげろ」と言われますが、
果たして、その基準はどこから下なのか?どこまで上げるのか?が曖昧だったように思います。
その基準として示されているのが、肩のラインなわけです。
これからは、ステップした時に、肘が肩のラインより下がっているかどうかをチェックすればいいことになります。
分かりやすいですね。
手の甲を頭の後ろに!
トップが決まったら、次は身体を捻ってボールを投げるわけです。
ここでのチェックポイントは、身体を捻る前に、ボールを持った手の甲が頭の後ろにあるかどうかです。
この位置にボールがあれば、あとは、身体を投げたい方向に捻りながら、肘を伸ばすだけで、ボールを投げることが出来ます。
「腕を振る」というよりは、曲げた肘を目標に向かって伸ばす動きです。
この位置関係が分かると、ゴロを捕球した時も頭に近い位置にボールを持ってくることが出来るので、送球のミスを減らすことが出来ます。
ステップを踏む
ここまでの動きが出来るようになれば、
後は、歩きながらその動作を繰り返し、
だんだん速い動きにしながら、投げていきましょう。
これが、初めてキャッチボールを始める子どもたちや、送球の苦手な子どもたちに有効な練習方法になります。
動画でご紹介していますので、こちらもご参考にしてください。
低学年の子どもたちが、キャッチボールをすることが出来れば、試合を成立させることもできますし、中学、高校でも非常に大切な基本スキルには違いありません。
それでは、動画をどうぞ!
この記事を書いた人長田真樹
2011年~2021年、京都学園大学・京都先端科学大学硬式野球部コーチを歴任、リーグ優勝春秋通算10回・全日本大学選手権大会6回出場・明治神宮大会1回出場。
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