オリンピックの野球から感じたスポーツの本質とは



こんにちは!

縦振り先生こと、榊原貴之です。

オリンピックで、野球代表が金メダルを獲得しました!

選手・関係者のみなさん、とにかくおめでとうございます!!!

一番印象に残っているのが、優勝直後のインタビューですね。

ソフトバンク・甲斐拓也捕手の第一声が・・・

引きつった笑顔で『苦しかった』という言葉を発しました。

本来、金メダルを決めた優勝直後であれば、笑顔で喜びを爆発させると思うじゃないですか。

ポジション的にも、捕手で初めて対戦する相手打者と普段は組まない投手をリードするわけですよね。

しかも、東京オリンピックというまたとない大舞台ですから、壮絶なプレッシャーだったと思います。

そのプレッシャーの影響で、スポーツの本質から外れているように感じます。

日本人のキライなところ!?

  • オリンピック
  • 野球
  • 金メダル

と来たら、普通は感動ネタみたなブログだと思うじゃないですか??

そこは縦振り先生ですから、独自の切り口で行きますよ(笑)

こういう国際大会で、いつも思うんですよね。

日本人の悪いところというか、個人的にボクが日本人なところ・・・

やたらと背負わせたがる!!!

これ、マジで本当にキライ(笑)

特に、メディアがそれをアオリ立てるわけでしょ。

『日の丸の重圧を背負って』とか聞くと、『オマエたちが背負わせてんだよ』って突っ込みたい(笑)

そして、負けても勝っても、最後は『感動をありがとう』って言いたがる。

どんだけ日常に感動がない生活を送ってるんだろうって、疑いたくなります(笑)

国によってモチベーションが違う国際大会!?

WBCなんかもそうですけど、それぞれの国によって大会に対するモチベーションが全く違うんですよ。

今回のオリンピックの野球でも、そうですよね。

アメリカ代表は、3Aの選手や日本などの海外で活動している選手が中心です。

バリバリのメジャーリーガーが、来てるわけではありません。

このコロナ禍で日本に来たいと思う選手って、あまり居ないと思います。

メジャーリーグは、オリンピックの裏でしっかりとシーズンを継続してますから。

アメリカにとっては、そんなに優先順位の高い大会ではないんですよね。

南米諸国は、WBCでもオリンピックでも「お祭り感覚」ですよね。

「みんなで試合やれるみたいだから、行ってみようぜ」みたいな空気を感じます。

  • ベンチの雰囲気
  • 試合前後の雰囲気

とか、選手たちは楽しそうにしていますよね。

これをみると、スケートボートの選手たちの雰囲気とかぶるんですよね。

国とかそんなものは関係なくて、純粋にスポーツを楽しむってことが伝わってきます。

これが、本質ではないかと思うですけどね。

どっちが楽しそうなんだ!?

国民の期待を一身に背負わされると、プレーも替わりますよね。

  • 普段やらないことしてしまう
  • 手堅い作戦に溺れてしまう

なんてことに、なるわけです。

どんどん、「楽しむ」というスポーツの本質から外れていくような雰囲気になります。

「プレッシャーの中で戦う姿を見せるのがいいんだ」という考えもあるのは、わかるんですけどね。

比べるものではないのかもしれないですけど・・・

今回のオリンピックをみて、

  • 野球を始める子ども
  • スケートボートを始める子ども

って、どちらが多いと思いますかね。

子どもが見てどっちが楽しそうかなんて、一目でわかりますよ。

保護者の方だって、思うわけですよね。

野球チームに入ると大変そうだから、個人競技で楽しそうだからと言ってスケボーショップに行くわけですよ(笑)

そもそも野球に関心のない人は、オリンピックでも野球はみないですからね。

国際大会も、オールスターくらいの雰囲気でやった方が結果も出るし、子どもたちに野球の楽しさが伝わるんじゃないかと思っています。

ぜひ座間ひまわり野球俱楽部にお任せください(笑)

今日はこれくらいで!

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この記事を書いた人榊原貴之縦振り先生 榊原貴之
『たてぶりせんせい』って呼ばれてます。野球の技術指導が本業です。小中学生に野球教室をしたり、甲子園に出るような高校の外部コーチもやってます。自身が代表を務める『座間ひまわり野球倶楽部』は小学部と中学部があります。SNSにも野球観、人生観を毎日綴っています。
株式会社メイク・ユア・ロード 代表
座間ひまわり野球倶楽部 代表
【略歴】
平成 5年3月日本大学第三高等学校卒業 (軟式野球部に所属)
平成 5年4月日本大学文理学部体育学科入学(中学高校一種保健体育教員免許取得)
平成 9年4月順天堂大学大学院スポーツ健康科学科入学
平成 9年4月「上達屋(有限会社ベータ・エンドルフィン)」入社
平成18年3月「上達屋(有限会社ベータ・エンドルフィン)」退職
平成18年4月独立
平成20年6月株式会社メイク・ユア・ロード 設立
平成30年7月座間ひまわり野球倶楽部設立
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