【少年野球】バッティングが上手い子に共通するスイング(前半)
みなさまいかがお過ごしでしょうか。
今回は、
少年野球において、バッティングが上手くなる方法について解説していきます。
そのためにはまず、スイングの基本から覚える必要があります。
- バットの握り方
- バットの握る位置
- スタンス
- 立つ位置
- グリップ位置
- テークバック
- 重心
- 体重移動
- 腕の使い方
- トップ
の10個です。
前半戦の今回は、1~4までを解説していきます。
それでは、まいりましょう
バットの握り方
バットの握り方には、主に2通りのパターンがあります。
指で握るフィンガーグリップ
握り方は指の付け根から第2関節までを使ってグリップのを握ります。
フィンガーグリップのメリットは、
- バットコントロールがしやすい
- 変化球に対応しやすい
短距離ヒッター用の握り方なので、ホームランのような長打は期待できませんが、ヒット確率は上がります。
手のひらで握るパームグリップ
握り方は手のひらでグリップを包むようにしっかりと握ります。
メリットとして、
- 力がバットに伝わる
- 長打が出やすい
バットをしっかり握れているため、パワーのある打球を打てます。
他に、バランスを重視した握り方として、左手をパームグリップで持ち、右手をフィンガーグリップ(右利きの例)で持つ選手もいます。
色々試してみて、自分に合った握り方をみつけましょう。
バットを握る位置
グリップの握る位置により、スイングスピードが変わります。
また、バットコントロールも変わります。
バットを長く持つ
- パワーが伝わる
- スイングスピードが上がる
- 長打になりやすい
バットを短く持つ
- ミートしやすい
- スイングスピードは落ちる
- 空振りしにくい
長打がほしい時や、遠く飛ばすことが得意な選手はバットを長く持ちます。
逆に、バットに当てることに自信のない選手や、カウントが追い込まれた場合、
ヒットがほしい場面のときは短く持ちます。
注意点として、
まずはバットを長く持ってみて、しっかりと振り切れるバットを選びましょう。
重いバットでは、たとえ短く持って振ってもバットコントロールはよくなりません。
バット選びが重要です。
スタンス
スタンスとは、バッターボックスの中での足の置き方のことです。
スクエアスタンス
- ピッチャーに対して平行に立つ
- 右利きなら左目で球筋を見る
- 左利きなら右目で見る
オープンスタンス
- 体をピッチャーに向けた立ち方
- 両目で球筋を見れる
- 打ちに行く動作が遅れ気味になる
スクエアスタンスを使うのが一般的ですが、片方の目で球を見るため、
球筋を見にくいならオープンスタンスに変えてみましょう。
立つ位置
バッターボックス内なら、どこに立ってもいいですが、多くの選手はキャッチャー寄りに立ちます。
ピッチャー寄りに立つよりもボールのスピードが遅くなり、変化球も、変化し終わった後に打てる(打ちやすい)からです。
キャッチャー寄りに立つ
球を最後まで見れる。
ピッチャー寄りに立つ
変化球の曲がりはじめを打てる。
ベース寄りに立つ
アウトコースに対応しやすい。
ど真ん中に立つ
インコース・アウトコース、どちらにも対応しやすい。
ベースから遠くに立つ
インコースに対応しやすい。
手足が長くてインコースが苦手だなという子にとっては、ベースから離れて立つ。
アウトコースが届かない子なら、ベース寄りに立ったりと、自分の得手不得手に合わせて立つ位置を決めましょう。
また、迷った場合はキャッチャー寄りのど真ん中に立つと良いですよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
人間の体は一人ひとり違うので、握り方も、構え方も、自分に合ったものを見つけるまで色々試してみることが大切です。
バッティングに正解というものはありません。
現在バッティングが苦手な子でも、これから上手くなる可能性は誰にでもあります。
続けてやってみることが大事です。
それでは今回これで以上となります。
よかったら参考にしてみてください。
ありがとうございました。
次回の後半もよろしくお願いいたします。
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