【少年野球】トレーニングシューズとアップシューズ
野球のトレーニングシューズとアップシューズの違い
今では小学生まで普通に履いている野球のトレーニングシューズとアップシューズ。
この2つのシューズは人によって、同じものを指していたり、別々のものとして区別されていたり、それぞれ。
野球のトレーニングシューズ・アップシューズと聞いて、頭に浮かぶのは、
・真っ白
・マジックテープ
・合皮
・ソールが細かいイボイボだったり、ランニングシューズみたいだったり
こんなイメージでしょうか。
一番認知度を上げたのは、やはり高校野球ではないでしょうか?
校名の入った、大きな遠征バックに白いマジックテープのシューズの丸坊主の高校生は野球部でしかない。
数十年前からそんなイメージです。
30年前、野球といえばスパイクしかなく、それ以外はランニングシューズでした。
そこから、プロ野球の球場に人工芝が採用されるようになります。
当時の人工芝は、コンクリートの上にカーペットのような短い芝だったため、
金具のついたスパイクでは、すべったり、突き上げが強かったり問題が多かった。
そこで開発されたのが人工芝用シューズ。
スパイクのように革製のアッパーにゴム底でグリップがいいように小さな突起を配列したシューズが登場。
当時守備は人工芝用、バッティングは金具のスパイクと履き分けていた選手が多く、
脱ぎ履きがしやすいマジックテープが主流になったと記憶しています。
この人工芝用のシューズがいまのトレーニングシューズ・アップシューズのはしりだと思います。
それが、高校野球で練習に履くようになり、ランニングもできるように、ソールがランニングシューズのような製品もでてきました。
そして、野球のトレーニングにもスパイクを履くまでのアップにも、グランドまでの通学や移動にも使用せれるようになり、トレーニングシューズやアップシューズと呼ばれるようになりました。
実は昔からあった、トレーニングシューズ
実は、人工芝用のシューズが出る前から、コーチ用のシューズがありました。
革製のアッパーにマジックテープでフラットのゴム底のシューズ。
多くは、バスケットやバレーボール、体育の先生が履くシューズとして、メーカーによっては、今でもほぼ同じ形で販売されています。
このコーチングシューズ?がトレーニングシューズやアップシューズの原型かもしれませんね。
余談ですが、30年前の体育教官室には、この手のシューズしか並んでいなかった(笑)
野球のトレーニングシューズとアップシューズのまとめ
まとめると、トレーニングシューズとアップシューズは人によって認識が違うということです。
同じという人もいれば、明確に区別して認識されているかたもいる。
簡単に言うと、スパイクの裏がゴム製でポイントのないマジックテープのシューズとなります。
次回はもっと詳しく書いてみたいと思います!
今回は野球のトレーニングシューズとアップシューズについてでした!
この記事を書いた人長田真樹
2011年~2021年、京都学園大学・京都先端科学大学硬式野球部コーチを歴任、リーグ優勝春秋通算10回・全日本大学選手権大会6回出場・明治神宮大会1回出場。
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