【野球】開かないバッティングフォームを身につけるには、○○を見せるな!
身体が開くバッティングフォームで悩んでませんか?
開かないバッティングフォームを身につけるには、
ピッチャーに○○を見せなければいいんです。
その○○とは、「胸」です。
あのイチロー選手も現役時代、胸と背中をピッチャーに見せないようにしていたと語っています。
ギリギリまでピッチャーに胸(胸のマーク)を見せないことで身体の開きを修正することができます。
たったそれだけで、本当に開かなくなるの?
そう「たった」それだけです。
では、理由を説明していきますね。
あれこれ考えながらバッティングはできない
あなたは、開かずにバッティングするために、いくつのことを意識しますか?
例えば、
・前の肩(右打者なら左肩)を閉じる
・前の腰を閉じる
・前の膝をしめこむ
・右打者なら身体の左側に架空のカベを意識する
これらのことを、
短いスイング時間の中で、
ピッチャーと勝負しながら緊張の中、
全部を意識してスイングすることは可能でしょうか?
かなり難しい。そもそもそんなことが可能なら悩まない。
人間は一度にたくさんのことを意識して動けないんです。
だからこそ、「たったひとつ」「胸」だけを見せない意識だけでいいんです。
「胸」を意識すると上手くいく理由を5つ
・子供でもわかる意識できる部位である
・関節のように細かく動く部位ではない
・短いスイングの中でも意識できる
・大きい部位なので身体全体への影響も大きい
・勝手にフォームがまとまってくれる
細かい部分を複数意識するのは無理でも、大きな部分を一つならできそうですよね。
身体の大きな部位である胸を意識的に動きをコントロールすることで
腕などの上半身、それにつながる下半身まで影響が及びます。
つまり、胸を一か所意識出来れば、バッティングフォーム全体がまとまってくれるのです。
細かい部分を意識しすぎてぎこちないスイングになってしまっては、
試合でピッチャーと勝負する以前の話になってしまいます。
では具体的にバッティングフォームのどのタイミングまで見せないのか説明します。
インパクトの瞬間までピッチャーに胸は見せない!
インパクトの瞬間までピッチャーに胸が見えなければいいんです。
具体的に説明しましょう。
バッティングフォームの開きが悩みになるのは、ひとつだけ。
「早い」とき。
開きが遅くて悩む選手には会ったことがありません。
では、どのタイミングより早いのか?
それがインパクト。ボールとバットが当たる瞬間です。
ポイントは、1つ
・インパクトギリギリまで胸をピッチャーに見せない。
ですので、インパクトの瞬間以降はしっかり胸がピッチャーに見えるくらい
スイングしてください。
インパクトの瞬間より前に胸が見えてしまえばしまうほど
開きが早いということです。
人間は開かなければスイングできない生き物
いかがだったでしょか?
バッティングフォームの指導をするとき、何で悩んでるの?と、選手に質問します。
そうすると、ほとんどの選手が「身体が開いてしまうんです。」と答えます。
そう、10人中9人は同じ答えです。
スイングをする野球以外の競技をしている方も「そうそう!」と、うなずいていただけると思います。
フォームの悩みの90%が開いてしまう。
言い方を変えると90%の選手が開かないとスイングできないということです。
しかし、実際に開きが早すぎると詰まったり、引っ掛けたりとうまくいきませんよね?
まとめると
スイングするためには開きが必要、でもそれはインパクトの瞬間以降です。
開きが早いバッティングフォームを身につけるには
インパクトギリギリまで、ピッチャーに胸を見せない。
自宅でも練習できますので、おためしください!
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