【少年野球】バッティングでボールに当たらない子供達へ 当たるようになる自宅練習方法
先ずは、バットを置いてしまおう。
バッティングでボールにバットが当たらない子供達に自宅で出来る練習方法です。
構えた時のキャッチャー側の後ろ手(右打者なら右手)でボールを捕まえる練習をすれば
バットでもボールを捕まえることができるようになる子供達が多いんです。
ボールに当たらない子供達がいくら素振りを繰り返しても、なかなか当たるようにはなりません。
ほとんどの場合は後ろ手でボールを捕まえることが出来ていないからです。
やっぱり器用なのは利き手
ではなぜ、後ろ手の練習だけでボールに当たらない状況が改善する子供達が多いのか。
それは、ほとんどの場合後ろ手が利き手だということです。
右投げ左打ちのように逆の場合はありますが、少数派ですし、
その選手はボールに当てるのが、元々上手い選手だったりします。
そして、後ろ手は後ろ脚との連動性も高くスイング動作において重要な役目をになっています。
この練習方法は難しくありませんし、バットを使いませんので広い場所も必要ありません。
親子でも兄弟でも簡単にできます。
素振りを何百回繰り返すなら、50回で効果があります!
利き手でボールを確実につかむ感覚を磨くことが出来れば、バットも上手く扱うことが出来るようになるのです。
やっぱり器用なのは利き手。
バットは長くて細くて重さもあります。
その先端部分を短い時間で確実にボールに当てるのは難易度の高い技術。
それを利き手の器用さを使わずに成し遂げるのはやはり難しい。
昔々、「手打ち野球」という遊びがありました。
40代の方ならやったことがあるお父さんが多いのでは?
今はベースボール5という世界的な競技になってますが、
あの「手打ち野球」をいまの子供達は経験していないことが多いんです。
いきなりバットを持ってボールを打ちにいくので、ボールに当てるのが難しいケースがあります。
野球遊びを使ってボールをいっぱい「捕まえて」ください。
後ろ手でボールをキャッチする。
それでは、具体的な練習方法をご紹介します。(右打者の場合)
柔らかいボールを用意します。発砲スチロールや新聞紙を丸めてもOK。
手順は5つ
1.バットを持たずにバッティングと同じ構えをします。
2.左手は左胸の前でグー、後ろ手の右手は右肩の前でパー。肘は両手とも曲げてください。
3.パートナーが前方からボールをストライクゾーン高めにトスします。(柔らかいボールや新聞紙を丸めてもOK)
4.飛んできたボールを後ろ手の右手でつかんでください。手が小さければパーのまま打ち返してもOK。
5.慣れてきたら、コース別や高さをかえてアレンジしてみてください。
注意点
投げ手のパートナーは、子供達が自分の胸の前でキャッチできるように投げてあげてください。
当たらない子供達には、素振りより、まずボールキャッチ。
まとめです。
バッティングでボールに当たらない子供達には、後ろ手でボールを何回もキャッチさせてください。
投げ手の工夫でいくらでも難易度を高めることも可能ですのでまたの機会にご紹介します。
スイングが早くなっても当たらなければ楽しくありませんもんね。
どうぞバッティングが大好きな子供達をたくさん育ててください。
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