【少年野球】バッティング練習 タメの作り方
バッティング練習 タメの作り方 「タメとは?」
今回は、タメの作り方をご紹介します!
タメが出来ると、バッティングでは飛距離がでたり、
変化球に対応出来たり、選球眼がよくなったりとずいぶんメリットが出てきます。
しかし、この「タメ」という動作というかタイミングというか、ぼーっとしかわからない。
バッティングに限らずですが、野球の現場では「タメ」というワードがよくつかわれます。
よく使う割には、「タメ」ってなんとなくわかっていますが、なかなか説明しづらいですね。
野球で使われる「タメ」とは、なんなのでしょうか?
調べると、「溜める」からきているようで、
特定の動きを一定時間保持する状態。
簡単にいうと、力を溜めている状態です。
ドラゴンボールの「かめはめ波」の
「か~め~は~め~」状態。
弓道で弓をいっぱいに引いている状態。
そんなイメージです。
それを右打者なら軸足と言われる右足で作るということになります。
バッティング練習 タメの作り方 「なぜ必要か?」
なぜ、タメが必要なのか?
これは、打者の体重移動の制御と開きに大きく関わってくるからです。
軸足のタメがないと、体重移動のとき、制御が効かずに足を上げたらすぐに突っ込む。
そのあと、早く体が開いてしまう可能性が高くなる。
結果、緩急に対応することが難しくなる。
こんな流れでしょうか。
こんな悪い流れをうち消すために、しっかりとタメをつくることが必要です。
それでは、具体的な練習方法をご紹介します。
バッティング練習 タメの作り方 練習方法
練習に必要なのは、段差です。
20cm程度あれば十分です。
階段1段分でいいと思います。
段差の高い方に軸足(右打者なら右足)を乗せ、
右足一本でバットを構えます。
左足を上げた状態です。
そこから、5秒かけてゆっくりステップします。
その間、10秒でもOKです。
普段より時間をかけて着地してください。
これを10回繰り返します。
ポイントは、時間をかけるということ。
そして、ギリギリまでベルトのラインを平行に保つという2点。
この2点を注意しながら、5秒でも10秒でも自分でステップする時間をコントロールできるようになりましょう。
バッティング練習 タメの作り方 まとめ
練習方法は、これ以外にも種類がありますので、またの機会にご紹介していこうと思います。
まずは、段差を利用して、自宅でもグラウンドでも「タメ」を作れるようになりましょう。
今回は「タメ」の作り方でした。
この記事を書いた人長田真樹
2011年~2021年、京都学園大学・京都先端科学大学硬式野球部コーチを歴任、リーグ優勝春秋通算10回・全日本大学選手権大会6回出場・明治神宮大会1回出場。
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