【少年野球】バッティングが上手い子に共通するスイング(後半)
皆さん、こんにちは。
今回は、前回の続きでバッティングが上手い子に共通するスイングの基本、5番から解説していきます。
それではさっそくまいりましょう。
グリップの位置
バットを構えたとき、グリップ位置が高ければトップ(スイングを開始する位置)まで短い動作で入れます。
ただし、肩に力が入り力みやすいです。
グリップ位置が低ければ、リラックスして構えることができるので力みません。
ただし、トップまでの動作が必要になるため、スイングが遅くなります。
グリップが高い
- 少ない動きでトップに入れる
- 構えが窮屈
グリップ位置が低い
- ゆったりして構えれる
- トップまで遠い
アベレージヒッターはグリップを低く構え、パワーヒッターはグリップを高く構える選手が多いです。
色々試して、自分に合ったグリップ位置を見つけましょう。
テイクバックと体重移動
テイクバックとは、スイングする際に腕を引き、後ろ足に重心を乗せる体重移動のことです。
正確にいうと腕を引く動作はさほど重要ではないので、やってもやらなくてもいいです。
ここでは体重移動を解説していきます。
腕の力が極端に強ければ体重移動を行わなくても打つことはできます(元ライオンズのカブレラなど)が、そのような選手は稀です。
基本は、体重移動をしっかりと行ってパワーのあるバッティングを生み出します。
後ろ足に重心を乗せる方法は、
前足を上げるやり方と前足を(あまり)上げないやり方があります。
前足を上げる
- ピッチャーにタイミングを合わせやすい
- しっかりと体重移動ができる
- 体がぶれやすい
前足を(あまり)上げない
- 体がぶれにくくスイングが安定する
- しっかりと体重移動ができないこともある
体重移動
バットを構えた状態から、ピッチャーのタイミングに合わせ、前足を軽く動かしながら、やや後ろ足に体重を乗せます。
前足4 後ろ足6
ピッチャーの投球動作が始まったら前足の動きを止めて、後ろ足に体重を移動させていきます。
前足9 後ろ足1
トップの状態で、後ろ足に体重をすべて乗せます。
前足10 後ろ足0
バッティングに慣れていない子はしっかりと前足を上げて、重心を後ろ足に乗せる打ち方をオススメします。
重心位置は股関節
トップのとき体重を後ろ足に乗せましたが、それだけでスイングが良くなるわけではありません。
体重移動をスイングに生かすには股関節(腰より下)の意識が重要です。
1.前足から、後ろ足に体重移動している時に股関節(腰より下)に体重を感じること
2.トップの位置でも股関節に体重を感じたまま後ろ足に体重をかける
意識するポイントは、つねに股関節に体重を感じながらパワーを溜めることです。
それによってスイング時に、体が安定します。
トップ
トップの位置は、肩より上がベストです。
スイングをスムーズに行えるのでスピードも出ます。
注意点として、
トップの位置でバットを止めないこと(停止させないこと)
スイングするための通過点(折り返し地点)にすぎないので、そこでバットを止めて休憩すると意味がありません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
前回と今回の解説を参考にして、自分に合った構えを見つけてみてください。
バッティングが上達すると、野球が今以上に楽しくなりますよ。
それでは今回これで以上となります。
よかったら参考にしてみてください。
ありがとうございました。
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