【少年野球】チーム選びは何を基準にするのか!?
完璧なチームなんてない!?
最上級生の大会も落ち着いてくるこのころ、次のステージへのチーム選びをしている方も多いと思います。
中学は軟式がいいのか、硬式がいいのかとか・・・
高校は私立がいいのか、公立がいいのかとか・・・
たてぶりせんせいもいろいろな方面から相談を受けます。
とりあえず、小学生にはまず「ウチのひまわりがあるじゃん」って、オススメしますけどね(笑)
まずは一番最初に理解しておかなければいけないのは、全てを満足させてくれるチームはないってことです。
どんなことにも、一長一短があります。
あとは選ぶ側がしっかりと優先順位をもって、見極めるってことですね。
近所で通いやすいからとか、友達に誘われたからとか、安易に決めてしまうことで楽しい野球がそうでないものへと変わってしまうことがあります。
もちろん、家庭によって野球へのモチベーションが違いますから、それでも構わないっていうならば、どうでもいいんですけど(笑)
でも、子供に楽しく長く野球を続けてほしいと思うならば、チーム選びって大事になります。
「体験会」の参加は意味がない!?
小学校、中学校のチーム選びであれば「体験会」ってありますよね。
まず、これはオマケみたいなもんだと思った方がいいですね。
当然ながら、チーム側は入団して欲しいわけですから悪いところを見せるわけないです。
完全に「お客さん扱い」です(笑)
で、最初にオススメするのは「練習試合」を見学に行くことです。
そこで指導者がどういう態度で選手にチェックするわけです。
試合中にずっと怒鳴り散らしている指導者がいるのは完全にNG(笑)
あとはそれに対する選手たちの表情ですよね。
本当に野球を楽しめているのかってことですよ。
もし一軍・二軍とか、A・Bとか分かれているなら、両方見た方がいいですね。
特にレギュラーじゃない選手がどういう風に野球に取り組めているかって大切です。
進路もそうですよ。
どこのチームも卒団生は「○○高校に進学」なんて宣伝しますけどね。
そりゃ、レギュラークラスは野球続けるにきまっているじゃないですか。
ま、進学しただけで、全然試合に出ていないなんてこともありますけど(笑)
でね・・・
レギュラーじゃなかった選手がどれくらい野球を続けているのかって大切です。
だって、中学で楽しく野球ができたから、高校でもやろうって思うわけでしょ。
高校もそうですよ。
大学でどれくらい野球を続ける選手がいるのかって、チームの指標になりますから。
これって、上でも野球を続けたいなと思える三年間だったかどうかの答えですから。
どうしようもない家庭事情で続けられなかったり、
その子自身の元々のモチベーションもあって辞めてしまうこともあるのも事実ですが。
大人同士の人間関係も見逃してはいけない!?
あと、練習試合で見逃してはいけないのは大人の人間関係(笑)
まずは指導者と保護者にどういう関係性があるのかをみてください。
指導者が絶対君主みたいで・・・
保護者が奴隷のように動いているチームなんかも未だにありますからね。
そこの風通しの良さって、子供にも影響しますから重要ですよね。
もう一つは保護者同士の付き合い方がどうなのかなってことです。
ギスギスしてたり、ピリピリしているのはみたらすぐわかるでしょ(笑)
子供のチームではあるんですが、ある程度の保護者の関わり合いもでてくるのがスポーツですよね。
強制的な当番、車出し、ボランティアコーチなんかが存在するのは問題外です。
でも、やっぱり暖かい保護者のバックアップは必要だと思うんですよね。
子供だって、親に応援してもらえればうれしいですからね。
その保護者同士が良い雰囲気かどうかが大切になります。
最後に決めるのは子供自身に!
チームの選択肢を与えてあげるのは保護者の仕事だと思います。
ネットで調べたり、先輩に聞いてみたり、情報収集の方法はいくらでもありますから。
そして、実際の子供にもそのチームを生で見せたり、感じさせてあげる。
あとは最後に決めるのは子供自身にさせてあげることですね。
それが親の本意とは違うこともあるかもしれません。
でも、それを「このチームにしなさい」と親が決めてしまっては、何かあったときに
「僕はこのチームに行きたくなかった」って言い訳を言えるようになってしまいますからね。
こう書いてみて思うのは・・・
グランドがあるとかないとか、練習時間が長いとか短いとか
環境がどうのこうのじゃないってことですね。
そこに関わる大人たちがどうなのかって話ですよ。
お子さんのためにも人を見る目を養わないと。
とりあえず『座間ひまわり野球倶楽部』をよろしくお願いします(笑)
今日はこれくらいで!
YouTubeを始め、いろいろなSNSでも情報発信しているのでフォローお願いします♥
ブログは毎週水曜日の更新予定です!
お父さんのための野球教室の最新動画はこちら↓
『たてぶりせんせい』って呼ばれてます。野球の技術指導が本業です。小中学生に野球教室をしたり、甲子園に出るような高校の外部コーチもやってます。自身が代表を務める『座間ひまわり野球倶楽部』は小学部と中学部があります。SNSにも野球観、人生観を毎日綴っています。
株式会社メイク・ユア・ロード 代表
座間ひまわり野球倶楽部 代表
【略歴】
平成 5年3月日本大学第三高等学校卒業 (軟式野球部に所属)
平成 5年4月日本大学文理学部体育学科入学(中学高校一種保健体育教員免許取得)
平成 9年4月順天堂大学大学院スポーツ健康科学科入学
平成 9年4月「上達屋(有限会社ベータ・エンドルフィン)」入社
平成18年3月「上達屋(有限会社ベータ・エンドルフィン)」退職
平成18年4月独立
平成20年6月株式会社メイク・ユア・ロード 設立
平成30年7月座間ひまわり野球倶楽部設立
ビーレジェンドプロテイン「スポーツ&ウェルネス」の 詳細はこちら