【少年野球】守備が上手くなるグラブのメンテナンス方法!
野球人口の99%は知らない
野球人口の99%が知らないことの1つ。
それが、自分のグラブの重さ。
99%は大げさじゃない?
そう思われる方は、かなりのマニアかもしれませんね。
実際、私が指導した小学生から社会人の選手は2000人以上。
自分のグラブの重量を答えてくれた選手は「0」
それでも、世界は広いので、限りなく100%に近い99%にしました。
なぜ、グラブの重さが必要?
なぜ、グラブの重さを知る必要があるのか?
人間にもベストな体重ってありますよね?
身体がキレる体重。
その体重以上になると、動きが悪くなってしまう。
グラブにもベスト体重があるんです。
人間なら、その時々の筋肉量であったり、気温であったりで変化するのがベスト体重です。
しかし、グラブのベスト体重は新品の時の重量が基本になります。
要は一番軽い状態の重さです。
汚れも、汗も含んでいない重さをそのグラブのベスト体重だと覚えていてください。
ベストがわかると、パフォーマンスがかわる
あなたのグラブは、いまベストな状態でしょうか?
この答えの基準になるのが、新品の時の重量なんです。
グラブの重量は、手入れをしなければ重くなります。
汚れがプラスされるからですね。
普通の選手なら、練習が終わって帰宅したら、汚れを落とします。
それでも、重くなる場合があります。
それは、手入れの方法がオイルを塗ることになってしまっている選手は、オイルの層が重なり重くなってしまいます。
手入れをすれば、するほど丁寧にオイルを塗れば塗るほど重くしてしまうパターンです。
中学生や高校生に多いのがこのパターンで、黒土で汚れているのがカッコイイと思っている選手がいる年代です。
当然、グラブが重いと軽いグラブと比べると重い分パフォーマンスに影響してきます。
軽い方が扱いやすいですから。
素手感覚とよく言われますが、重量も出来るだけ素手感覚のほうが扱いやすい訳です。
そうなると、何も手を加えていない新品の時の重量を覚えておくことは重要になってきます。
新品の時よりも現状が重いのであれば、その重さの原因は何なのかを知り、対処すればいいのです。
重い方が捕りやすい選手がいるかもしれません。
それはそれでOKです。
そこに意図があれば問題ありません。
知らないうちに重いグラブになってしまって、捕球しづらいというのが問題です。
まとめ
まずは、今の自分のグラブの重量を測ってみましょう!
重いなぁと感じたら、湿気を吸ってしまっていることがほとんどですので、しっかり乾燥させてみてください。
今回は、グラブの重さについてでした。
この記事を書いた人長田真樹
2011年~2021年、京都学園大学・京都先端科学大学硬式野球部コーチを歴任、リーグ優勝春秋通算10回・全日本大学選手権大会6回出場・明治神宮大会1回出場。
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