【少年野球】ゴミを拾うと野球が上手くなる理由



 掃除と野球の上達の関係

お父さんのための野球教室の桜井です。

「掃除と野球の上達は関係ないっすよね?」

と言ってた人が、どう見ても野球が下手くそだったから、掃除と野球の上達は関係あるんだろう、という話。

例えば、グラウンドにゴミが落ちている。

そのゴミをどうするかは、だいたいこの3つのパターンにあてはまる。

①ゴミに気づかない

②ゴミに気づいたが拾わない

③ゴミを拾う

 違和感に気が付く能力

ゴミをササッと拾えるのは、ランナーだったら、

相手のスキをついて次の塁を奪う好走塁につながるし、

投手なら、相手打者の仕草から狙っている球種を読み取ることにもつながる。

自分のピッチングやバッティングだってそう。

フォームや身体の違和感に気づき、

すぐに取り除くことにつながる。

足元に落ちているゴミにすら気づかない人は、

相手のスキをつく高度なプレーには至らないだろうし、

気付いているのに拾わない人は、とっさに身体が動かないだろう。

チームメイトが何かに困っていても、

それに気づけなかったり、助けようとしなかったり。

気づきと行動力

ほら、野球が上手い人は、だいたい道具がキレイでしょ?

道具の違和感に気づいてすぐに取り除くからなんだ。

何かに意識を向けて、違和感に気づき、すぐに行動につなげる。

その一つの練習法が、「ゴミを拾う」ということだ。

「こじつけだよ!」という声も聞こえてきそうだが、

「こじつけだよ」とお返事をしたい。

こじつけこそが上達。

24時間すべてを野球に生かす、つなげるんすよ。

何でも野球に生かすんすよ。

さあ、どんどん足元のゴミを拾って上手くなろうか。

 

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この記事を書いた人川端健太桜井一
お父さんのための野球教室
1978年生まれ。奈良県出身。大学関西地方リーグで最優秀投手賞(’97年)、最優秀選手賞(’99年)を受賞し、野球部創設以来初の全国大学野球選手権大会に2度出場。最高成績はベスト8。東海地区、社会人野球の名門へ進み、社会人野球の甲子園である都市対抗野球大会に2度の出場。引退後は、人気野球指導ブログ「お父さんのための野球教室」を開設。体系的でわかり過ぎる野球指導法は小学生の保護者に爆発的な支持を得て、DVDや書籍化。現在も、ブログでの指導法の発信、高校野球の現場で学生野球選手のサポート活動を精力的に行う。

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