【少年野球】野球の試合でミス(エラー)をしないことよりも大事なこととは!?



「減点法」なのか、「加点法」なのか??

こんにちは!

縦振り先生こと、榊原貴之です。

突然ですけど・・・

試合でミスをしないために練習するって、ネガティブですよね。

競技特性もあるんですけど、採点競技では陥りやすいかな。

だって、まず自分の演技の最高得点は、自分で決めるわけないじゃないですか。

試合では、そこからミスした部分の点数が引かれていく。

だから、ミスをしないように練習するって発想になりやすい。

そもそもの競技の在り方が、「減点法」なんですよね。

もちろん、他の競技でも、ある部分からみれば間違ってはいないんですけどね。

でも、これだと楽しくやれない(笑)

幸運にも、野球は加点していく競技です。

ミスをしたとしても、他の部分でも取り戻すことも可能なんですよ。

最終的に、1点でも多く相手より得点すればいいわけですから。

ミスが起こるのは当たり前!?

ま、そもそもなんですけど・・・

スポーツそのものが、他人の前で失敗をさらけ出すものじゃないんですかね。

だって、ウマくいくことの方が少ない(笑)

だから、面白いんですけどね。

もっとウマくなりたいって、思うじゃないですか。

でも、どんなに練習してもミスって起こりますよね。

当然ながら、バッティングなんて物凄く確率低いですし。

ヒットになっていても、タイミングがずれていることがほとんどです。

プロ野球選手だって、1シーズンでドンピシャのタイミングで打てるのは「10本」ないって言われています。

ピッチングも同じですよ。

一試合で100球投げたとして、思い通りの球ってどれだけ投げられているのかって話です。

ということは・・・

ある意味でミスがたくさん起こっているということですよ。

二次災害を防ぐ!?

ということは、ミスが起こりながらも、総合的には結果が出ているということですよね。

だから、練習で必要なのは・・・

ミスの被害を最小限に抑える引出しを持つことじゃないですかね。

例が悪いかもしれないですけど、自然災害って人間の力ではどうしようもないですよね。

でも、そこから二次災害が発生する場合のほとんどの原因は、人間なんですよね。

対応が遅れてしまったり、対応の仕方を間違えたりするわけです。

これによって被害が拡大したり、より深刻な状況になってしまいます。

だから、常に日頃から備えが大切だと言われるんですよね。

最悪の事態を想定して、準備をしておくことですよね。

スポーツでも同じなんですよ。

変な話ですが、ミスが起こる前提なんですけど、これが逆にミスを防ぐことにもつながったりするんですよね。

だって・・・

「ミスをしちゃいけない」って、試合中にネガティブな発想になりにくいじゃないですか。

もちろん、ミスが起きたとしても、その対応は準備されていますから慌てることもありません。

楽しんでやりたいわけですから、ポジティブになれるような準備をしておきたいですよね。

ぜひ縦振りにお任せください(笑)

今日はこれくらいで!

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この記事を書いた人榊原貴之縦振り先生 榊原貴之
『たてぶりせんせい』って呼ばれてます。野球の技術指導が本業です。小中学生に野球教室をしたり、甲子園に出るような高校の外部コーチもやってます。自身が代表を務める『座間ひまわり野球倶楽部』は小学部と中学部があります。SNSにも野球観、人生観を毎日綴っています。
株式会社メイク・ユア・ロード 代表
座間ひまわり野球倶楽部 代表
【略歴】
平成 5年3月日本大学第三高等学校卒業 (軟式野球部に所属)
平成 5年4月日本大学文理学部体育学科入学(中学高校一種保健体育教員免許取得)
平成 9年4月順天堂大学大学院スポーツ健康科学科入学
平成 9年4月「上達屋(有限会社ベータ・エンドルフィン)」入社
平成18年3月「上達屋(有限会社ベータ・エンドルフィン)」退職
平成18年4月独立
平成20年6月株式会社メイク・ユア・ロード 設立
平成30年7月座間ひまわり野球倶楽部設立
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