【少年野球】シャドーピッチングの目的とやり方、留意点とは



質問

お父さんのための野球教室の桜井です。

教材購入者の方からこのような質問をいただきました。

【質問】

シャドーについてお聞きしたいのですが、

シャドーのタオルの持ち方
力加減と回数
フォーム(気をつけるところ)

を教えてください。

シャドーピッチングの目的と留意点とは?

シャドーを始める前にシャドーの目的と留意点を記します。

まずシャドーの目的はフォームの確認もしくは、フォームの修正です。

決してタオルを”きれいに振る””良い音を出す”のが目的になってはいけません。

シャドーピッチングでタオルを”パチっ!”と良い音を立てて振るチームメイトがいました。

とても気持ちの良い音です。

しかしそのチームメイトの腕の振りはいわゆるアーム式。

言い方は悪いのですが、腕の動作に柔軟性がなく、実際のボールを投げるとスピードはあまり出ず。

肩を痛める程でした。

どちらかといえばアーム式のように肘から先だけを直線的な動きで振るほうが、タオルは真っすぐに軌道して、振り抜いた後は体に巻きつき、良い音がします。

ただ良い音が鳴っても、実際のボールでスピードが出ずに怪我をするフォームを作っていては練習する意味がありませんね。

ですから、タオルを使ったシャドーピッチングでは、タオルの音や軌道は意識せず、フォームを確認する(修正する)という目的で行うことが大切です。

タオルの持ち方

■1.タオルの持ち方

タオルの端をボールと同じ大きさに結びます。

持ち方もボールを持つのと同じ持ち方(人差し指、中指、親指)で結んだ部分を持ちます。

結んでいないもう一方の端を持つ人もいますが、実際のボールを持つ感覚とは異なるので、私はおすすめしません。

力加減と回数

■2.力加減と回数

フォームの確認、フォームの修正が目的ですので、”どこを確認するのか””どこを修正するのか”ということを明確にして練習に臨みましょう。

そうすると、回数については、”確認や修正ができるまで”ということになります。

力加減を考えると動きにくくなりかえってフォームを崩してしまうこともあります。

通常のピッチングをする感覚と同じで良いです。

何も持たずに腕を振ると、腕に負担がありますが、それを軽減するために軽い負荷をかけてくれるのがタオルの役目と考えてください。

フォーム

■3.フォーム(気をつけること)

シャドーピッチングの目的がフォームの確認・修正ですので、行う選手により気をつけるべきところは変わります。

その目的+実際の試合の状況を想定して行うと集中力・実戦力をより向上させてくれる練習となります。

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この記事を書いた人川端健太桜井一
お父さんのための野球教室
1978年生まれ。奈良県出身。大学関西地方リーグで最優秀投手賞(’97年)、最優秀選手賞(’99年)を受賞し、野球部創設以来初の全国大学野球選手権大会に2度出場。最高成績はベスト8。東海地区、社会人野球の名門へ進み、社会人野球の甲子園である都市対抗野球大会に2度の出場。引退後は、人気野球指導ブログ「お父さんのための野球教室」を開設。体系的でわかり過ぎる野球指導法は小学生の保護者に爆発的な支持を得て、DVDや書籍化。現在も、ブログでの指導法の発信、高校野球の現場で学生野球選手のサポート活動を精力的に行う。
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