力のロスと動きの制限について
今日は、力のロスと動きの制限についてです。
以前いただいた質問で、右投げの場合、左足(踏み出し足)が伸びてしまうケースがありました。
左足がまっすぐに伸びると、
→ 体重が踏み出した足に充分に乗らない(体重が右足に残る)
→ 下半身の力にブレーキがかかる
→ 上半身に力が伝わらない
また、実際に足を伸ばしたまま踏み出してみると理解しやすいですが、体重が軸足(右足)に残ってしまうので腕が振りにくい体勢になります。
これは体の構造上、必然的な結果です。
まとめるとこのような状況になります。
上半身に力が伝わらない + 腕が振りにくい体勢 = 腕を最後まで振れないそのため持っているはずのスピードが出ず、上半身は後ろへ下がるためコントロールが落ちてしまいます。
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■原因のひとつはつま先の向き
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「歩く」ときの動作を思い浮かべてください。
行きたい方向へつま先を向けて踏み出しますね。
まっすぐ進むときに、故意に右や左へつま先を向けて歩くということはしません。
体重が乗らないからです。
体重が乗らない理由は、膝はつまさきを向いた方向にしか曲がらないからです。
つま先を内側(右方向)へ向けてしまうと、まっすぐの方向に曲げることはできませんね。
足がまっすぐにならない大きな原因は踏み出す足のつま先の向きにあります。
根気よく繰り返し、つま先が投げたい方向へまっすぐになり踏み出した足のひざが曲がるようになってきたとき、ボールの強さとコントロールが今よりも格段に向上します。踏み出し足のつま先の向きについてはコチラで詳しく解説しています。
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