【少年野球】将来差がつく守備の基本 構えは○○できればOK!
守備、特に低学年の守備練習に悩んでませんか?
野球をはじめて間もない子供達に、守備を指導するのは難しいものですよね。
その中でも一番最初に指導するのが構えではないでしょうか?
今回は、数年後に差が出てくる守備の基本「構え」についてお話します。
結論からお伝えします。
構えは一歩目が出やすければOKです。
打球に反応しやすい姿勢かどうかが基準であって頭や腰が高いか低いかではありません。
この構えに対する基準を間違うと数年後明らかに守備力に差が出てきます。
そんなこと知ってるよ
おっしゃる通り、みなさんご存じで当たり前だと思います。
しかし、実際の少年野球の試合を見れば、そうでないことがわかります。
「もっと腰を落としてかまえろ!」
なんて声がいまでも、ベンチから聞こえます。
まだまだ低く構えることが良しとされているチームも少なくありません。
確かに低く構えれば、正面の強烈なゴロは止めやすいかもしれませんが
構えと捕球姿勢は別ものです。
捕球姿勢のまま、打球を待つ必要はないんです。
それでは、その選手にベストは守備の構えの探し方をご紹介します。
構えには、個生が必要です。
個生があっていいんです。
全員が同じ構えをする必要はありません。
個々に合った構えを一緒に見つけていきましょう!
探すための方法は2つ
①まず選手の前方5m程度の距離をとってそこまでダッシュしてもらいます。
いろいろな構えからスタートして一番早くスタートできた構えを見つけます。
②構えが決まったら、その構えで前方にゆるいゴロを投げてもらい捕球します。
この過程で腰の高さや両足の位置をいろいろ試してあげてください。
低学年ならここまでで一番素早くスタートが切れた構えを続ければOKです。
高学年の選手ならここから、左右のノックを受けて姿勢を調整していけば問題ありません。
構えは一回決めれば生涯同じというものではありません。
身体の成長や技術の習得度で変化していきます。
まとめ
守備の基本である構え方の指導方法のポイントをまとめると
・構えと捕球姿勢は別物
・打球に素早く反応出来る姿勢がベスト
・構えは常に進化していく
構えは一回決めれば生涯同じというものではありません。
身体の成長や技術の習得度で変化していきます。
指導者側もいろいろなパターンを頭に入れて、
選手がベストな構えを見つけるためのサポートをしていきましょう。
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この記事を書いた人長田真樹
2011年~2021年、京都学園大学・京都先端科学大学硬式野球部コーチを歴任、リーグ優勝春秋通算10回・全日本大学選手権大会6回出場・明治神宮大会1回出場。
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