キャッチャーのキャッチング練習法
キャッチャーのキャッチングは手のひらの角度で決まる!
いいキャッチングは、手のひらの角度で決まります。
キャッチングした時、手の平がボールと直角に向いていれば、ミットも止まりやすく音もなってくれます。
投手も気持ちよくピッチングができますよね。
しかし、ミットは大きくて重い。
しかも手入れや捕球技術が未熟だと捕りにくくて、音が鳴らないミットになることも。
そんな個人差があるミットですので練習はまずは、素手で。
小学生なら無理をせずにグラブでキャッチャーをした方がいい場合もありますので
選手の体格や手の大きさに注意してください。
ミットは大きすぎてやっかい
どう考えてもキャッチャーミットって重くてデカい!
だから安全で耐久性にも優れているともいえる。
このミットをいかに正確に扱うか。
ポイントは中に入ってる素手にある。
手にかぶせる人形も手の動きが雑だと、人形はもっと雑な動きになってしまう。
だからこそ右投げの場合は左手の正確な動きをマスターする必要がある。
難しい練習ではないので時間をかけて繰り返してやってみよう。
小学生でも簡単にできます。
ボールを止めて前方に落とす。
具体的に手順を説明します。
・先ず2名で行います。
・用意するのは深さの浅いカゴ。100均にあります。
・キャッチャーの選手はキャッチングの構え、すぐ前にカゴを置きます。
・パートナーは2.3メートル前からキャッチャーにトス。
・キャッチャーはボールを手に当ててまえのカゴに入れます。
基本的な方法はたったこれだけ。
注意点は2つ
1.ストライクゾーンだけでなく、投球が来るであろうコース・高さを想定して練習しましょう。
2.特に右打者の内角低めと外角高め~低目を重点的に練習してしっかり前のカゴに入るようにしましょう。
ミットをはめて同じ練習をしてみよう!
素手とミットでは、ミットが大きい分、素手と角度が違ってしまいます。
最終的には、その誤差を頭に入れてボールを前かごに入れられるようにします。
この練習でキャッチングだけでなく、送球にもいい影響が出ますので
ぜひ試してください。
今回はキャッチャーのキャッチング練習法でした。
この記事を書いた人長田真樹
2011年~2021年、京都学園大学・京都先端科学大学硬式野球部コーチを歴任、リーグ優勝春秋通算10回・全日本大学選手権大会6回出場・明治神宮大会1回出場。
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