【少年野球】グラブとグローブ
グラブ?グローブ?
野球のグラブとグローブ。
どちらが正しいのでしょうか?
あなたは、グラブ派?
それともグローブ派?
一般的には、グローブと呼ぶ人の方が多い気がしますが、いかがでしょうか?
本場アメリカではいったいどうよばれているんでしょうか?
英語では、「glove」グラブですね。
グローブと発音するのは、「globe」で地球や球体の意味になるのでグラブが正解ですね。
なぜグローブが一般的になったのか?
初めて野球の革で出来た手袋のお化けの名称を記された本が、明治31年に出されていて、そこには、グローブと書かれていたようです。
「グラブ」が「グラーブ」になり「グローブ」になったのか?
今となっては、謎のまま。
昔からグローブという言い方が一般的で広がっていったんですね。
ちなみに、ボクシングは「グローブ」が一般的。
日本では、グラブもグローブも通用するというなかなか珍しいケースなのかもしれませんね。
史上初のグラブは、両手だった
世界発の革製グラブは、両手にしていたのを、ご存じでしょうか?
今のような形のグラブではなく、指の部分はむき出しで、手のひらを革で覆っただけのものでした。
それを両手にはめて、ボールを捕球してそのまま投げていたそうです。
そのころのエピソードとしては、グラブをする奴は「根性なし」と呼ばれていたようです。
痛いのを我慢してこそ「男」だったんでしょうかね(笑)
昔のグラブはブラウンだった理由
昔のグラブの写真はみんな茶色(ブラウン)ですよね。
グラブが茶色、ブラウンが多い理由には諸説あります。
その1つのエピソードは、先程、グラブを使う男は根性がないといわれていた話をしました。
そのため、外野手は遠くから見るとグラブを付けていることが、わかりにくい色、すなわち、肌色に近い色にしていたというものです。
やっぱり、外野フライを素手で捕るのは痛いですもんね(笑)
いろいろな工夫を経て現在のグラブになったんですね。
今回は、グラブとグローブについてお話しました。
この記事を書いた人長田真樹
2011年~2021年、京都学園大学・京都先端科学大学硬式野球部コーチを歴任、リーグ優勝春秋通算10回・全日本大学選手権大会6回出場・明治神宮大会1回出場。
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