【少年野球】同じ練習、同じドリルを繰り返すと伸び悩む
上達スピードは速くなりません!
野球ソフトボール瞬達塾の川端健太です!
先日、愛知県の中学校の先生方を対象に講習会を開催させていただきました。
この先生方、熱い方ばかりでしたよ!
今日は、「同じ練習、同じドリルを繰り返すと伸び悩む」という話をします。
同じ練習とは、トスバッティングをする、同じコースに投げる投球練習をする、股関節の使い方を覚えるドリルをひたすら繰り返す、同じコースの素振りを繰り返すなどが同じ練習、同じドリルです。
この練習をすると伸び悩むと言うか
「上達スピードは速くなりません」
「繰り返し練習するとうまくなるって!」
と思う方がみえるでしょう。
実は、私も感じてました笑
繰り返し練習すると上達したっていうことを実感できます。
反復練習でうまくなる
が、
「その技術が、次の日以降に定着しない」というのがいくつかの実験で分かったんです。
つまり、その日にできても、次の日以降にできなくなってるということです。
正確にいうと、できる部分が、かなり減ってるということです。
これ、勉強でたとえるとわかりやすいです。
勉強でたとえると、ひたすら繰り返す練習は、一夜づけの勉強と同じです。
一夜漬けの勉強ってテストが終わったら、ほとんど忘れちゃうでしょ?
これと同じで同じことをひたすら繰り返す練習というのは、「すぐに忘れてしまいやすい」という大きな大きなデメリットがあります。
一夜漬けの勉強はすぐ忘れる
「勉強と運動は記憶でも違うのでは?」基本的に記憶の定着は同じです。
では、どうしたらいいか?
それは、勉強と同じでコツコツ少しずつ違うことをやっていくことです。
そうすると、記憶の定着が起こるわけです。
同じことをひたすら繰り返す練習はすぐに忘れてしまうというのは、脳の機能なのです。
次の練習からは、少し違う練習を取り入れることをおすすめします。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます!
あなたの教え子さんやお子さんが瞬達しますように!
脳科学、古武術などの身体操作、コンディショニング調整法などを学び独自の理論を確立
全国各地で野球ソフトボール教室を900回以上開催し2万人以上の選手、指導者を指導
野球雑誌『BaseballClinic』さんのコラムを担当。
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