【少年野球】近い距離が投げれない(苦手)理由と改善法①
近い距離が投げれない理由について
皆さんこんにちは!
京都市北区にあります MORIピッチングラボ 代表の森です。
今回も学童野球や少年野球のピッチングにおけるヒントやコツになることをお伝えします。
今回のテーマは「近い距離が投げれない理由について」です。
イップスでお悩みの方は、近い距離が投げられなくてお困りの方が多いと思います。
また、イップスでなくても近い距離が苦手、という方もいらっしゃるでしょう。
是非そのような方は参考になさってください!
イップスの原因は、身体的な面と精神的な面があります。
最終的には必ず身体的な問題に行き着くので、どちらにせよ身体へのアプローチは欠かせません。
そこで、今回は身体的な改善方法、要因に対してのアプローチをご紹介します。
結論は軸足に体重を乗せれていないということです。
軸足に体重を乗せれないということは、前足への体重移動が早くなってしまうということですね。
なぜ軸足に体重が乗せられなくなるのか?
要因はいろいろありますが、メンタル面で言えば失敗の経験、極度の緊張などが挙げられます。
メンタルが原因になる場合
上手く投げられないときは対象物を両目で見ようとします。
投げる時になるべく早く投球方向を両目で、視野を広くしっかりと見たいんですね。
すると体の開きが早くなり、軸足に体重をしっかり乗せられなくなります。
このように、メンタル面からの問題でも身体的なものに繋がっていくんですね。
ケガや成長期が原因になる場合
ケガをして体を庇っていると、体重を乗せる感覚がずれてうまく体重を乗せられなくなる、ということも多くあります。
また、成長期特有の問題もあります。
例えばフィギアスケートのように、中学生の時はジャンプが飛べていたのに高校生になったら飛べなくなったなどです。
成長期で体が大きくなり、一時的に体をコントロールできなくなるんです。これは野球でも起こり得ます。
身体をうまくコントロールできずに、体を軸に乗せる感覚がずれてしまう。
コンディショニングの問題
極度な疲労や睡眠不足、過度なトレーニングなどによる筋出力の低下など、コンディショニングの問題もあります。
こういった要因から、軸足に体重を乗せられなくなり、前足への体重移動が早く起きるようになります。
次回は、
次回、近い距離が投げれない(苦手)理由と改善法②では、
軸足に体重が乗っているかどうかのチェック方法とトレーニング方法をご紹介します。
お楽しみに。
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鹿児島県沖永良部島出身
鹿児島樟南高校で甲子園出場
京都市北区北野白梅町で、もり鍼灸整骨院を運営する傍ら、ピッチングラボを開設。
野球専門治療に始まり、ピッチングの指導を行う。
これまで全国3000人近くの選手や子供たちの指導に携わる。
ピッチングラボでは、野球で肩や肘を壊すことなく、長く野球を楽しんでもらうためのサポートをおこなっている。
MORIピッチングラボ代表
もり鍼灸整骨院 院長
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