【少年野球】トラックマンデータから判明した野球肘の原因!①
鳥肌が立つくらいうれしかった
皆さんこんにちは!
京都市北区にあります MORIピッチングラボ 代表の森です。
今回も学童野球や少年野球のピッチングに役立つ情報をお届けします。
昨年、とある論文が発表されました。
私はその論文を見て、鳥肌が立つくらいうれしかったです。
という訳で今回は、革命的事実が明確になった論文についてのお話です。
ぜひ野球肘に悩む選手、ご両親、指導者、トレーナーさんなど、ぜひ皆さんに見ていただきたい内容になっています。
MLB140人のデータから判明した野球肘の原因
この論文の内容は、MLB選手140人のピッチトラッキングデータを使用して、
リリースポイントが内側側副靱帯再建リスク(トミージョン手術)に及ぼす影響について調べたものです。
簡単に言いますと、リリースポイントと、肘を痛めるリスクとの関係を追った研究になります。
結論から申しますとそこには、
トミージョン手術に至るまでに、リリースポイントが外側に広がっていたということです。
これを見たときは本当に嬉しかったです。
なぜなら、私は以前から肩肘の負担の原因が、腕が遠回りしてしまうことにあると言ってきたからです。
私たち治療家やトレーナーは研究家ではないので、いくら仮説を立てたとしてもなかなかそれを証明することはできません。
経験上、解剖学的な考え、運動学的な考えを含めて考えると、絶対そうだと思っていても
やはり、数字として論文として出てくるまでは絶対という言い方ができないんです。
今回はこの論文が出てきたおかげで、科学的な根拠ができたということになります。
野球肘の原因をフォームの観点から分析
「トミージョン手術を受けるに至った投手は、球速やリリースポイントに特徴があるのではないか?」
という仮説を立て、ピッチトラッキングデータを用いて調べた研究です。
次回は、
次回は、実際にどのくらいリリースの位置に変化があったのかを詳しく見ていきたいと思います。
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鹿児島県沖永良部島出身
鹿児島樟南高校で甲子園出場
京都市北区北野白梅町で、もり鍼灸整骨院を運営する傍ら、ピッチングラボを開設。
野球専門治療に始まり、ピッチングの指導を行う。
これまで全国3000人近くの選手や子供たちの指導に携わる。
ピッチングラボでは、野球で肩や肘を壊すことなく、長く野球を楽しんでもらうためのサポートをおこなっている。
MORIピッチングラボ代表
もり鍼灸整骨院 院長
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