【少年野球】お父さんお母さんに知って欲しい「子供の野球上達法」①
「子供の野球上達法」
みなさんこんにちは。
京都市北区 MORIピッチングラボ代表の森です。
今回は、学童野球や少年野球をしている子供のお父さんお母さんに向けたブログを書きます。
私はこれまで外部での野球教室やMORIピッチングラボでの個人レッスンを通してたくさんの子供の指導を行い、またそのご両親ともコミニケーションをとってきました。
その中で、たくさんの発見や気づきがありました。
今回は私が学んで感じたことをみなさまにお伝えしていこうと思います。
野球が上手くなるためには
ご両親の願いは「どうすれば子供がうまくなるのか」ということではないでしょうか。
・もっとうまく投げられるようになって欲しい
・たくさんヒットを打って欲しい
・子供の喜んでいる顔がみたい
・試合で活躍して欲しい
このように子供の成長、活躍を願わないお父さんお母さんはいないはずです。
当院にもそのような思いを持ったお父さんお母さんからのご相談を多くいただいております。
ではどうすれば、野球がうまくなるのか?
その1番の答えは「野球を好きになること」だと私は考えています。
「なんだあたり前のことじゃないか」そうお思いの方もいらっしゃるでしょう。
言葉にしてみると当たり前のことですが、実際にはその思いと、ご両親の行動が相反することがあります。
少し長いブログになりますが「あたり前のこと」そう思われている方こそぜひ最後までご覧になってください。
野球を嫌いにさせていませんか?
・上手く行かない子供を見ているとついイライラしてしまう
・子供の成長を願うがあまり厳しい練習を課せている
・悪いところばかりに目がいってしまう
・どうしても他の子供と比べてしまう
・練習しない子供を怒ってしまう
みなさんはこのような経験はないでしょうか。
私にもまだ小学校に上がらない男の子と女の子の子供がいます。
長女は体操を習っているのですが、逆上がりや跳び箱が上手くできないことがあります。
正直、「もっとああすればいいのに」「なんでこんなことができないのか」「他の子供はできているのに」なんて思うこともあります。
そう思うこと自体が悪いとは私は考えていません。
これは子供のことを考えていると自然に思ってしまうことです。
しかし、その思いをそのまま子供に伝えることはありません。
また、子供は小さくても賢いものなのでその思いが意図せず伝わってしまわないようにも注意しています。
私は野球教室や、個別レッスンを通して子供や親御さんとたくさんコミニュケーションをとってきました。
その中で、子供が野球を嫌いにならない、野球をもっと好きになる、そんな方法を常に考えて実践してきました。
私が実際に実践してきた方法や考え方についてご紹介しますのでぜひ参考にしてみて下さい。
親の仕事は起こることではなく解決策を考えてあげること
「なんでできないんだ!」
「〇〇君はできているのに」
親であっても指導者であってもこんなことを子供に伝えないようにしましょう。
きっと子供を思っての言葉でしょうがそれではかえって野球や練習を嫌いになってしまいます。
上手くできないのには必ず原因があります。
もちろん個々の能力には差があるので、原因が分かったからと言ってみんながプロ野球選手になれるわけではありません。
それでも原因がわかれば必ず解決策が出てきますので、今の状態よりは確実に成長することができます。
例えば、コントロールが悪い子供がいるとします。
その子に向かって「ちゃんとキャッチャーミットを見なさい」「真っ直ぐなげなさい」といっても上手くいきません。
コントロールが悪い子は(小学生以下で)、片足できちんと立つことができません。
ケンケンなどの遊びもうまくできないことも多いです。
これは体幹が不安定だからです。
体幹が不安定で体がぐらぐらするとリリースポイントも不安定になります。
それではボールを真っ直ぐ投げることはできないですね。
であれば、片足で立つ練習やケンケンの練習などウォーミングアップや遊びの中で取り入れても良いかもしれません。
片足やケンケンをしながら投げる練習をしても良いですね。
このように、うまくできていない結果を指摘するのではなく、「どうすればよくなるのか」という解決策を提示することが親やコーチの仕事ですはないでしょうか。
次回は、練習を楽しめるようにする方法
どうしたら、子供たちは練習を楽しめるようになるんでしょうか?
次回のお父さんお母さんに知って欲しい「子供の野球上達法」②に続きます!
お父さんのための野球教室のYouTubeチャンネルはこちら↓
鹿児島県沖永良部島出身
鹿児島樟南高校で甲子園出場
京都市北区北野白梅町で、もり鍼灸整骨院を運営する傍ら、ピッチングラボを開設。
野球専門治療に始まり、ピッチングの指導を行う。
これまで全国3000人近くの選手や子供たちの指導に携わる。
ピッチングラボでは、野球で肩や肘を壊すことなく、長く野球を楽しんでもらうためのサポートをおこなっている。
MORIピッチングラボ代表
もり鍼灸整骨院 院長
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