【少年野球】練習のグループ分けは縦割りか、横割りか!?
こんにちは!
縦振り先生こと、榊原貴之です。
小学生の試合は4年生以下と5・6年生でカテゴリ分けされています。
投手プレートとホームベースの距離は塁間の距離も変わります。
おおよそ、身体の成長に合わせて、こういう風になったと思います。
技術的にも4年生くらいからパートナーでちゃんとしたキャッチボールができるようになったりしますからちょうど良い分け方だと思いますね。
試合は危ない!?
それに一番の理由は「危険」を避けるためですね。
5・6年生になると、投手・送球の速さ、それから打球速度が格段に速くなります。
そこに下級生が混ざることで事故や故障につながる危険が高くなるからですよね。
もちろん中学生でも中3と中1では体力的・技術的な差が大きいです。
通常の試合にあまりにギャップがある選手が混ざるとやっぱり怖いなって思いますよね。
大人と子どもが一緒に練習できる!?
で、本題に入りますね。
練習に関しては、これは違う話になってくるんです。
野球の場合が特殊かもしれないんですが、いろいろ年代が混ざって練習できてしまうんです。
例えば・・・
バッティング練習や守備練習は上級生と下級生が混ざってもできますよね。
しかも、ウチの座間ひまわりの練習はバッティングピッチャーは近い距離から投げますし、守備も試合サイズよりも小さいスケールで練習することが多いです。
極端なことを言うと、小学生と大人だって一緒に出来るんです(笑)
実際にイベントなんかでは、大人と子どもが混ざって練習する光景は普通にありますからね。
タイトルにある「縦割り」「横割り」というのはグループ分けのことです。
ウチの練習みたいに、大人と子どもが一緒に練習するのは「縦割り」ですよね。
そして、上級生と下級生などと年齢別に分けるのが「横割り」ですね。
じゃ、どちらかがいいかというと・・・
答えは両方有効です(笑)
ま、当たり前の話なんで、物事には一長一短がありますから。
時期、練習目的、練習場所の問題とかによって使い分けていくわけですよ。
混ざることで相乗効果がある!?
高学年だけでやる方が効率は良いわけですよね。
練習の準備とかテンポは絶対に早いですから。
下級生が入ってくると、余計な要素がたくさん入ってきます。
ジュニアの指導をしている方は良くわかると思いますが・・・
何をするにも時間がかかりますし、あとはトラブル・アクシデントが本当に多いんですよ(笑)
ですが、不思議なことに上級生と混ざることでこれが良くなってくるんですよ。
やっぱり下級生たちも良い流れに釣られていくんでしょうね。
精神的な部分もそうですし、技術的にも成長速度が速まる気がしています。
それに上級生にだって、良いことがあります。
「後輩の面倒をみる」ということですよね。
技術的なアドバイスをしてくれたり、安全管理をしてくれたり。
何よりも後輩のお手本になるということが上級生の成長につながります。
こうやって、いろいろなことが受け継がれていくということもチームの成長につながりますからね。
知らない選手と一緒に練習するのも効果的!?
ウチの座間ひまわりはとにかく合同練習が多いです。
ま、部員が少ないっていうのが一番の原因なんですけどね(笑)
この合同練習もある意味で「縦割り」なんですよ。
だって、同じチームという括りで考えれば、1チームという単位も「横割り」ですからね。
複数のチームが混ざることで「縦割り」のグループ分けが可能になります。
高校生くらいでもあるんですけど・・
子どもたちは自分たちで勝手に順番をつけているんですよ。
「コイツはオレより下手」とか「アイツはオレより上手い」とかね。
偏った他人との比較は成長を阻害することにしかなりません。
試合もわざと両チームをミックスしたりしてやればいいんですよね。
知らない選手同士であれば、お互いに何ができるかもわからないですからね。
自然に会話も生まれてきたりするわけです。
これからのオフシーズンにはこういう練習は良いと思います。
ぜひ座間ひまわり野球俱楽部にお任せください(笑)
今日はこれくらいで!
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『たてぶりせんせい』って呼ばれてます。野球の技術指導が本業です。小中学生に野球教室をしたり、甲子園に出るような高校の外部コーチもやってます。自身が代表を務める『座間ひまわり野球倶楽部』は小学部と中学部があります。SNSにも野球観、人生観を毎日綴っています。
株式会社メイク・ユア・ロード 代表
座間ひまわり野球倶楽部 代表
【略歴】
平成 5年3月日本大学第三高等学校卒業 (軟式野球部に所属)
平成 5年4月日本大学文理学部体育学科入学(中学高校一種保健体育教員免許取得)
平成 9年4月順天堂大学大学院スポーツ健康科学科入学
平成 9年4月「上達屋(有限会社ベータ・エンドルフィン)」入社
平成18年3月「上達屋(有限会社ベータ・エンドルフィン)」退職
平成18年4月独立
平成20年6月株式会社メイク・ユア・ロード 設立
平成30年7月座間ひまわり野球倶楽部設立
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