【少年野球】「3つの目線」を持つコーチング
こんにちは!
縦振り先生こと、榊原貴之です。
スポーツの現場で子どもを指導するって、本当に難しいですよね。
ある意味で「子育て」と同じくらいのは話です。
未だに多いのは怒鳴る、怒ると威圧的な指導ですよね。
こういうのは同じ空間の空気を吸っているだけで吐き気するほど、ボクは嫌いです。
全てが間違っているとは思いませんが、どういう場面で使うかというところが重要なんですよ。
こんなに温厚でオモシロイおじさんなボクですが(笑)
真剣に泣かすくらい位の勢いで怒るときだってありますから。
この指導の使い分けについて話をしていきます。
「子どもと同じ目線」でなんて表現がありますよね。
『目線』って、わかりやすくて良い言葉ですよねぇ。
で、この『目線』には三種類あると思っています。
『上からの目線』
『同じ目線』
『下からの目線』
もう、これでだいたいイメージがつきますよね。
やっぱりボクって、頭がいいですね(笑)
さて、具体的な例を出して、どれをどういう場面で使うかを説明していきますよ。
「上から目線」
これは「叱る」ってことです。
大人として、指導者としてガツンと言わなければならないときはありますからね。
ボクが唯一、本気で『叱る』のは2点だけです。
・事故、怪我につながるような危険なことはしない
・他人に不快な思いをさせない
これは前のブログで書いたスポーツを成立させるための2要件ですね。
詳しくはそちらを読み直してください。
とにかく、ここは絶対に許しません。
その場で全員を集めたりして、事の重大性を共有しますね。
できれば、この『上からの目線』は使う機会を無くしていきたいんですよね。
新しいメンバーが増えたり、新チームになったときは仕方ないと思いますけどね。
こういうことがなくなっていくことが、選手やチームの成長だと思います。
そうすれば、野球をすることに集中できますからね。
一番やってはいけないことは・・・
技術的なことやプレーに関しては絶対に使うことです。
でも、おそらくほとんどの指導者がやっていますよね(笑)
なんで技術的なことで「怒る」のか、ボクには理解ができないんですよね。
本当に、それで選手がウマくなるんですかね?
ボクは良い方向に向かうとは思わないので、絶対に「怒り」もしないですし「叱り」もしないしないです。
ちなみに・・・
「怒る」のは感情的にイライラを相手にぶつけるもので
「叱る」は相手のためを思いアドバイスしたり注意したりするものです。
ちょっと、ここでも使い分けています。
「同じ目線」
これは選手と同じ目線を持つというのは、プレイヤーの気持ちになるってことです。
例えば・・・
自分が選手としてプレーしたことがあれば、ミスした時の気持ちってわかるじゃないですか。
もちろん自分でミスしようと思ってしたわけではないですよね。
そういうときに、周囲からどういう声掛けをしてもらったら前向きになれますかね?
逆に、どんな言い方をされると消極的になりますかね??
プレーしたことのない人は平気で心無い言葉を浴びせかけたりするんですよね。
でも、プレーしたことがある人もなぜか同じことをしたりするんですよね(笑)
自分がやられてイヤだったことを忘れてしまう人もいます。
その時の選手の気持ちになってあげるって・・・
スゴく大事なことなんですけど、スゴく忘れがちになることです。
「下から目線」
ある意味で、これが一番難しいかもしれません。
『下からの目線』とは、子どもや選手の前で「バカ」ができるかってことです。
練習中や試合中はよろしくないですが・・・
それ以外の時間で選手たちの前で自分をさらけ出せるかってことです。
冗談も言うのもいいですし、ふざけたことをするのもいいと思います。
幼児たちなんかだと、あまりにも素っ頓狂なことをいうと
「この人はちゃんとしてないから、自分たちがしっかりしないと」って空気をつくってくれたりもします。
これも「反面教師」という、一つの指導テクニックってやつですかね(笑)
これだけじゃなくても、泣いたり、笑ったりすることもそうです。
喜怒哀楽の表裏なくみせることで、選手たちからも信頼感が増えると思います。
ボクの指導者像としては・・・
『楽しいし、でも怒ると怖いし、よくわからない変な人』くらいでいいと思っています。
もちろん「野球のことは何でも詳しい人」ってのは大前提です(笑)
『楽しく、ウマく、強く』の座間ひまわり野球俱楽部にお任せください!!!
今日はこれくらいで!
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『たてぶりせんせい』って呼ばれてます。野球の技術指導が本業です。小中学生に野球教室をしたり、甲子園に出るような高校の外部コーチもやってます。自身が代表を務める『座間ひまわり野球倶楽部』は小学部と中学部があります。SNSにも野球観、人生観を毎日綴っています。
株式会社メイク・ユア・ロード 代表
座間ひまわり野球倶楽部 代表
【略歴】
平成 5年3月日本大学第三高等学校卒業 (軟式野球部に所属)
平成 5年4月日本大学文理学部体育学科入学(中学高校一種保健体育教員免許取得)
平成 9年4月順天堂大学大学院スポーツ健康科学科入学
平成 9年4月「上達屋(有限会社ベータ・エンドルフィン)」入社
平成18年3月「上達屋(有限会社ベータ・エンドルフィン)」退職
平成18年4月独立
平成20年6月株式会社メイク・ユア・ロード 設立
平成30年7月座間ひまわり野球倶楽部設立
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