【少年野球】未だに蔓延(はびこ)る支配的指導!?
こんにちは!
縦振り先生、ひまわり先生と呼ばれる榊原貴之です。
社会人の女子陸上選手がSNSでこんな発信しました。
“「女子選手は指導者に依存させないと伸びない」「女子選手は自分で考えられない」と複数の指導者から言われたことがあるのを、ふと思い出した。私、このことをずーっと根に持って生きてきたんだなって思う。当時は『そうなんだ…』って思ってたけど、絶対そんな事ない。”(原文ママ)
この選手は海外遠征をしたときに外国人選手がコーチと対等に話をしている光景をみて衝撃を受けたそうです。
これで自分が感じていたことが間違っていなかったと確信できて、そのまま大学を中退しました。
その後に社会人選手を選んだのは、自分でコーチを選んで個人契約できるということが理由だったそうです。
スポーツで起こる問題は万国共通!?
こういう支配的な指導は未だにスポーツ界に蔓延っていますよね。
陸上だけに限らず、どの競技でも起こっている現実です。
それに女子競技だけでなく、男子競技でもありますからね。
おそらく日本だけでなく、海外でもこういうことが起きているとボクは思っています。
人が集まれば、起きる問題ってたいていはパターン化していますからね。
まずジュニアスポーツだと・・・
選手が子どもで指導者が大人であったりしますから、余計に力関係がハッキリしてしまいます。
大人の言うことを聞かなければ怒られるわけですから、それは従うしかありませんよね
女子のスポーツであると男性指導者の場合は力で支配する場合が多いですね。
どんなに頑張っても、女子選手が男性指導者に力でかなうわけありませんからね。
逆に女子の指導者の場合は精神的に支配する場合が多いような気がします。
ボクもいろいろ見てきましたけど、こちらの方が本当に怖いです(笑)
でも、男子スポーツの場合は・・・
成人してくると、肉体的にも精神的にも反旗をひるがえすことができたりするので、こういう支配的な指導も長続きしなかったりしますよね。
大学・社会人競技の方が危ない!?
物凄く変な話なんですけどね・・・
実は日本の場合は大学や社会人の競技もコーチの支配的指導が多いんですよね。
これは男子競技、女子競技問わずですね
学閥や出身企業なんかの縛りも多くても、極端に閉鎖的な世界です。
冒頭の女子選手も大学を中退したのも、こういう流れが強いところだったんじゃないですかね。
社会人選手なんか、本当にもう大人ですからね(笑)
それを子どものように扱ったりするんですよ。
大学生でもありますけど、高校生より厳しい環境でやっている選手もたくさんいますからね。
コーチの言うことを聞かないと使ってもらってもらえないとか普通にありますからね。
理不尽が極まりないことがまかり取ってしまう世界もあるんですよね。
これからの若い指導者が自分がやられてイヤだったことを変えていこうと思ってくれるといいんですけどね。
冒頭の女子陸上選手のように、良い意味でどんどん声を上げる人が増えてくれることを願うばかりです。
幼児から中学生までの野球は、我が座間ひまわり野球俱楽部が変えていきますよ!!
いつもブログ記事を読んでいただき、ありがとうございます。お父さんのための野球教室では、野球上達のためにブログやSNSで情報発信をしています。野球に関するご質問やお問い合わせ、ブログ記事に対するコメントなどがありましたら、下記のメールアドレスまでお気軽にご連絡ください。
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『たてぶりせんせい』って呼ばれてます。野球の技術指導が本業です。小中学生に野球教室をしたり、甲子園に出るような高校の外部コーチもやってます。自身が代表を務める『座間ひまわり野球倶楽部』は小学部と中学部があります。SNSにも野球観、人生観を毎日綴っています。
株式会社メイク・ユア・ロード 代表
座間ひまわり野球倶楽部 代表
【略歴】
平成 5年3月日本大学第三高等学校卒業 (軟式野球部に所属)
平成 5年4月日本大学文理学部体育学科入学(中学高校一種保健体育教員免許取得)
平成 9年4月順天堂大学大学院スポーツ健康科学科入学
平成 9年4月「上達屋(有限会社ベータ・エンドルフィン)」入社
平成18年3月「上達屋(有限会社ベータ・エンドルフィン)」退職
平成18年4月独立
平成20年6月株式会社メイク・ユア・ロード 設立
平成30年7月座間ひまわり野球倶楽部設立
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