【少年野球】教えるとは!?



~マジで難しいよねぇ!~

こんにちは!

たてぶり先生、ひまわり先生と呼ばれる榊原貴之です。

「教える」って、本当に難しいです。

これを仕事として26年くらいもやらせて頂いていますけど、ゴールは見えません(笑)

「これで完成した」と自分で決めつけてしまったら、終わりだとも思ってる部分もあるのからもしれませんが。

もちろん自分としては行きたい方向は常に見えているんですけどね。

そんな中で思うことは・・・

教えるのがヘタな人が勘違いしていることがあるんですよ。

それは「教えることは、直接的に相手に何かをしてあげることだ」と思っていることですね。

わかりやすいのは「言葉でアドバイスすること」ですよね。

ちょっと待って?

アドバイスすることが悪いことなの??

って、思う方も多いと思います(笑)

もちろん、これが一番簡単な方法ですけど、逆に言うと一番難しい方法だともボクは考えています。

残りすぎも良くない!?

でも、この「言葉」というのが厄介なんですよ。

アドバイスを受けた相手に直接的に残るわけなので

本人の解釈が変わってしまったり、意識が過剰になってしまうことが多いんですよね。

いわば、副作用みたいなものですね。

ボクが一番いいなと思うのは・・・

気づいたら出来るようになっているというパターンなんですよね。

理由、理屈、理論は後付けでもいいので、とにかく本人が「出来るようになった」と思えることだと思います。

特に初心者や幼少期はこういう経験が大切です。

そこがスタートになれば、自分で感じて、考えたりもするようになるんですよ。

だから、ボクの教え方は・・・

出来るようになって欲しいことが自然に出来るようになるように仕向けるような練習の作り方にしているんですよね。

グループで練習して、みんなでこれをやってみようみたいなスタイルです。

もちろん、直接的に声はかけることもありますけど、とにかくそれは極最小限にしています。

我々の役割とは!?

指導者にとっての大切な役割の1つって、「環境づくり」だと思います。

上に書いたボクの練習の仕方もそうですけど、

それ以外にチームの運営から説部も含めて、選手が自然に育つ環境を整えていくことが大事なんですよね。

最近は「見守ることが大切だ」なんて言われますけどね。

ボクはこれにあと二つ足して説明しています。

「見ていないふりをする」ことと「本当に見ない」ってことです(笑)

選手は指導者の目を気にすることもありますからね。

(逆に小さい子どもは「見て見て~」ってこともありますけど)

あとは安全管理と環境が整っているのであれば、選手たちに自由にやらせてあげることができます。

だからこと、「本当に見ない」時間があってもボクはいいんじゃないかと思っています。

その方が我々、指導者や大人の想像を超えてくるようなことが起こったりしますから。

ま、良くも悪くもだったりすることもありますけどね(笑)

それも含めて、スポーツですから。

『楽しく、ウマく、強く』の座間ひまわり野球俱楽部にお任せください!!!

今日はこれくらいで!

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この記事を書いた人榊原貴之縦振り先生 榊原貴之
『たてぶりせんせい』って呼ばれてます。野球の技術指導が本業です。小中学生に野球教室をしたり、甲子園に出るような高校の外部コーチもやってます。自身が代表を務める『座間ひまわり野球倶楽部』は小学部と中学部があります。SNSにも野球観、人生観を毎日綴っています。
株式会社メイク・ユア・ロード 代表
座間ひまわり野球倶楽部 代表
【略歴】
平成 5年3月日本大学第三高等学校卒業 (軟式野球部に所属)
平成 5年4月日本大学文理学部体育学科入学(中学高校一種保健体育教員免許取得)
平成 9年4月順天堂大学大学院スポーツ健康科学科入学
平成 9年4月「上達屋(有限会社ベータ・エンドルフィン)」入社
平成18年3月「上達屋(有限会社ベータ・エンドルフィン)」退職
平成18年4月独立
平成20年6月株式会社メイク・ユア・ロード 設立
平成30年7月座間ひまわり野球倶楽部設立

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