【少年野球】選手をどこから見るのか!?
ずっと近くにいる必要はない!?
こんにちは!
たてぶり先生、ひまわり先生と呼ばれている榊原貴之です。
選手を指導する際に、どこから見るのかというのは指導センスや人間性が出ます(笑)
もちろん指導テクニック的としてもいろいろあるので、どう使い分けていくかなんですよね。
まず自分がやられてイヤだったことを考えてみてください。
ボクが一番イヤなのは・・・
ずっと近くに張り付かれて「ああだ、こうだ」と言われるやつですね。
「うるせぇ」って、なりますよね(笑)
もちろん、何かを説明しなければいけない時は近くで話をすることは必要だとは思います。
でも、そこに居続ける必要はありませんよね。
だから、ボクは説明をしたら遠くから見る方が多いですかね。
で、何か話したいことができたら、また近づくわけです。
遠くにいても、選手は視線を感じることもありますからその場からいなくなったりもしますよ(笑)
そうすることで選手はアドバイスを自分で消化する時間を作れるんですよ。
しばらくして戻ってきたら、スゴく良くなっていたりすることもあります。
大人だってイヤ!?
指導者が近くにいることで、選手は視線や雰囲気を敏感に感じるわけですよ。
首をかしげられたり、タメ息なんかを疲れたら、最悪ですよね。
指導者の顔色を伺うなんでことは、プロ選手でもあることですからね。
良くわかっていない人が多いんですよね。
キャンプ中のブルペンの映像でもずっとコーチが後ろに居たり、キャッチャーの後ろで監督が椅子に座っている姿ってよく見るじゃないですか。
無知なアマチュア指導者がそれを見て、マネをするのは仕方ないですね。
とあるNPBの監督が
「このキャンプでは、コーチには教え過ぎないようにと言っている」
と言いながら、自分はバッティングピッチャーをやってましたからね(笑)
監督にバッピをやってもらう選手のプレッシャーは半端ないですよね。
全然わかってないわけですよ。
新幹線だって遅く感じる!?
近くでみるデメリットは他にもあるんですよね。
近くで見ていると全体像が見えにくくなるんですよ。
例えば・・・
ピッチングを見る時には、身体の動きとリリースとボールの軌道との連動性をみたいんです。
これは遠くから離れてみた方がわかりすいんですよね。
近くで見ていると、体の部位とか細かいところがクローズアップされやすいわけです。
あとは体の動きのスピード感やボールの速度も速く感じたりします。
新幹線がホームを通過するのを間近で見ると物凄く速く感じますよね。
でも、遠くに走っている新幹線を山の上から見たときはゆっくり走って見えますよね。
同じ200キロでも、見る場所によって感じる速度が変わるんです。
選手の動きを見る時も同じなんですよ。
こういうところに気づくの、頭イイでしょ(笑)
実は、この考え方はバッティングにも使えるんですよ。
それは「打席の立ち位置」です。
同じ球速でも、ホームベースに近づけば近づくほど速く感じるわけです。
離れた方が球速はもちろん高低も見やすくなったりします。
腕とバットの長さもありますし、離れていると自然とホームベースに踏み込むようになるので外角が届かなくなる心配もないんですよね。
ま、簡単に言っちゃってますけど、理解できる人は少ないですよね(笑)
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今日はこれくらいで~
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『たてぶりせんせい』って呼ばれてます。野球の技術指導が本業です。小中学生に野球教室をしたり、甲子園に出るような高校の外部コーチもやってます。自身が代表を務める『座間ひまわり野球倶楽部』は小学部と中学部があります。SNSにも野球観、人生観を毎日綴っています。
株式会社メイク・ユア・ロード 代表
座間ひまわり野球倶楽部 代表
【略歴】
平成 5年3月日本大学第三高等学校卒業 (軟式野球部に所属)
平成 5年4月日本大学文理学部体育学科入学(中学高校一種保健体育教員免許取得)
平成 9年4月順天堂大学大学院スポーツ健康科学科入学
平成 9年4月「上達屋(有限会社ベータ・エンドルフィン)」入社
平成18年3月「上達屋(有限会社ベータ・エンドルフィン)」退職
平成18年4月独立
平成20年6月株式会社メイク・ユア・ロード 設立
平成30年7月座間ひまわり野球倶楽部設立
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