【少年野球】食トレ・食育の落とし穴！？

野球には、体重が多い方が有利なのか！？

こんにちは！

縦振り先生こと、榊原貴之です。

身体を大きくするとか体重を増やすことに対して、全く持って否定はしません。

同じことができるなら、絶対に大きい方が有利なわけですからね。

例えが悪いかもしれませんが・・・

時速４０キロで衝突するなら、軽トラでぶつかるよりもダンプカーでぶつかった方が衝撃が大きいですよね。

もちろん、衝突させられる運転技術があればの話なんですが(笑)

格闘技やボディコンタクトのある球技は、絶対的な体重って必要なこともあります。

でも、野球の場合は道具を扱いますから、そこをどうリンクさせるかが一番大切なんですけどね。

不正が出る時点でシステムに問題あり！？

高校野球でも、定期的に体重計測をしてるチームが多いです。

でも、それがプレッシャーとなって、不正をしてしまう選手も多いようです。

厚着をしたり、ポケットに石を入れたりするんだって。

そうなると規制も厳しくなって、パンツ一丁での体重計測になるチームも。

もはや、ボクサーの計量並み(笑)

ここまで規制されると、計量前に水を２～３リットルもガブ飲みして臨む選手も。

授業中に具合が悪くなる選手も、いるとかいないとか。

でも、ここで指導者が気づかないとダメでしょ。

体重計測の規制を厳しくすることに執着する時点で、もう方向性が狂ってるわけでしょ。

体重計測すること自体に、疑問を持たないとおかしいんですよ。

「ここまですることが本当にチーム・選手に必要なことなのかどうか？？」って考えるのが、ボクは普通だと思うんですけどね。

こうやってマイナスのスパイラルを生み出すシステムは、改善の余地が大アリです。

身体づくりの三要素とは？？

身体づくりの三要素は、

• トレーニング
• 休養
• 栄養

です。

チームで管理するのは、

• トレーニング
• 栄養

の２つです。

で、忘れがちなのが「休養」です。

食トレと称して、体重増に執着しているチームの多くが陥っていることがあります。

野球チームの典型パターンが、朝の集合が遅くて終わりの解散が遅いんです。

当然ながら、睡眠時間が減るわけですよ。

これじゃ、体も休まらなければ体も大きくなりません。

それに加えて、ハードなランニングメニューが多くてやたら走らされる。

こんな生活をしていて、体重が増えると思いますかね？？

これを矛盾だと感じなけれ、指導者やる資格はないと思いますがね(笑)

こんな中学硬式チームには気をつけろ！？

中学硬式チームの指導者も、勉強しない人が多いです。

１０年くらいに高校野球で流行ったことを、未だに平気でやっていますからね。

２キロのタッパ飯を用意させるとか、本当にバッカじゃねぇのって思います(笑)

しかも、コーチが計量して、毎回チェックするチームもあるみたいです。

これを食べないと午後の練習に参加させてもらえないとか、信じられません。

野球をやりたくて、チームに入っているんですからね。

少し考えれば、わかると思うんですけど。

ま、こういう人たち一生変わりませんね(笑)

ぜひ座間ひまわり野球俱楽部にお任せください(笑)

今日はこれくらいで！

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この記事を書いた人縦振り先生　榊原貴之
『たてぶりせんせい』って呼ばれてます。野球の技術指導が本業です。小中学生に野球教室をしたり、甲子園に出るような高校の外部コーチもやってます。自身が代表を務める『座間ひまわり野球倶楽部』は小学部と中学部があります。SNSにも野球観、人生観を毎日綴っています。
株式会社メイク・ユア・ロード　代表
座間ひまわり野球倶楽部　代表
【略歴】
平成　５年３月日本大学第三高等学校卒業　（軟式野球部に所属）
平成　５年４月日本大学文理学部体育学科入学(中学高校一種保健体育教員免許取得)
平成　９年４月順天堂大学大学院スポーツ健康科学科入学
平成　９年４月「上達屋（有限会社ベータ・エンドルフィン）」入社
平成１８年３月「上達屋（有限会社ベータ・エンドルフィン）」退職
平成１８年４月独立
平成２０年６月株式会社メイク・ユア・ロード　設立
平成３０年７月座間ひまわり野球倶楽部設立