野球教室で得する人、損する人
お父さんのための野球教室の桜井です。
予習
野球教室を上手く使って、二段飛ばしで上達しない?…という話。
色んな野球教室がある。
- プロ野球選手が来るもの
- 社会人野球・クラブチーム・大学・高校が主催するもの
で、リアルスタイル主催の野球教室も近々あるけど、せっかく貴重な時間・労力・お金を使って参加するんだから、参加することに意義があると胸張っているだけではもったいない。
ボクも野球教室に講師で参加したことがあるけれど、野球教室や講師を上手く使う有効な方法は“予習”。
どこを見て欲しいかを、明らかにして参加するんだ。
野球教室の参加者は、大勢いる場合がほとんど。
講師がマンツーマンで指導できる時間が、少ない。
で、講師は各選手についてほぼ初見なので、そこに至るまでの物語や経緯を知らない。
ので、当たり障りないアドバイスになりがちだ。
だから、講師と選手の時間を埋める作業として参加する選手は、困っていることや気になっていることを明確にしておく。
できればだけど、「こんなプレーがしたい」を明らかにしておくと、講師から的を射たアドバイスがもらいやすい。
その予習をしていないと、受け身になりがちで「何か悪い所とか、直す所とか、ないですか?」という感じで質問をしてしまう。
で、それが良くない。
悪い所ないですか?と聞かれたら、悪い所を探してしまうのが人間の性
答えなければいけないという、講師のプライドもうずき出す。
取るに足らない小さな問題でも、大きな問題のように伝えてしまうこともある。
で、言われた選手は気になって、フォームを崩してしまうこともある。
ので、予習が大事。
良いところを見つけるのは苦手
で、何を聞いて良いかわからない場合も心配ない。
この質問を。講師にぶつけてみて欲しい。
「ワタシの良い所はどこですか。で、その理由も教えてください」と。
たいていの大人は、悪い所を見つける天才だ。
でも、良い所を見つけるのは苦手。
だから普段の練習で、監督やコーチからの指摘が多いわけだが…
良い所は残し、伸ばし、育てていきたいよね。
だから知るんだ。
講師を使って。
で、その理由もしっかり聞いておく。
自分でもそうだね。
ダメな所は言えるけれど、良い所は認識しにくい。
だから講師に教えてくれ、と伝えてみよう。
講師も、その一言で目の色を変えてプレーを見てくれるはずだ。
追伸
質問事項は、ノートにメモしていこう。
そして、アドバイスはその場でメモして帰ろう。
頭だけで覚えておこうとしても、絶対、忘れるから。
いつもブログ記事を読んでいただき、ありがとうございます。お父さんのための野球教室では、野球上達のためにブログやSNSで情報発信をしています。野球に関するご質問やお問い合わせ、ブログ記事に対するコメントなどがありましたら、下記のメールアドレスまでお気軽にご連絡ください。
メールアドレス:info@1baseball-club.com
お父さんのための野球教室
1978年生まれ。奈良県出身。大学関西地方リーグで最優秀投手賞(’97年)、最優秀選手賞(’99年)を受賞し、野球部創設以来初の全国大学野球選手権大会に2度出場。最高成績はベスト8。東海地区、社会人野球の名門へ進み、社会人野球の甲子園である都市対抗野球大会に2度の出場。引退後は、人気野球指導ブログ「お父さんのための野球教室」を開設。体系的でわかり過ぎる野球指導法は小学生の保護者に爆発的な支持を得て、DVDや書籍化。現在も、ブログでの指導法の発信、高校野球の現場で学生野球選手のサポート活動を精力的に行う。
ビーレジェンドプロテイン「スポーツ&ウェルネス」の 詳細はこちら