【少年野球】実戦経験の積める変則ルールの紅白戦を教えます!!【後編】
こんにちは!
縦振り先生こと、榊原貴之です。
さて、前回に続きボクが考案した紅白戦をご紹介します。
『縦振り式紅白戦・一般バージョン』
対象は小学校高学年以上ですね。
投手も普通に投げますし、捕手も防具をつけて選手がやります。
もちろん中学生・高校生・大学生・一般でもできますが、イニングの設定は変えます。
小学生 4イニング
中学生 5イニング
高校生以上 7イニング
試合時間は高校生に試してもらいましたが、1時間かからないくらいで終わりますね。
これくらいの試合時間が集中してやれますし、それを一日何試合やってもいいわけですからね。
時代は「時短」!?
最大の特徴は・・・
1イニングを2アウトで交代にします。
とにかく試合をスピーディにしたいんですよ。
これは攻撃側としてはとにかく打っていくしかない状況を作ります。
だって、送りバントしたら、次のアウトで交代になりますから(笑)
とくに長打が有効になりますから、そういうバッティングをしていきたいです。
あと、大きな目的は『投手の育成』なんですよ。
3つのアウトを取るというのは、実はものすごく大変なんです。
それを2アウトチェンジにすることで、精神的にも楽にさせてあげられますからね。
『サンナイ・ルール』!?
以前のブログで紹介した『サンナイ・ルール』を導入します(笑)
「バントしない」
「前進守備しない」
「配球は内外角を使わない」
の三つですね。
詳しいことは過去のブログを読み返してみてください。
攻撃的に打って、攻撃的に守って、攻撃的に攻めるわけですよ。
もちろん時短の意図もありますが・・・
通常の試合では1試合5~6点勝負を意識して戦いたいからです。
そのために「ある程度守って、あとはとにかく点数を獲る」という考えが必要です。
1イニングで1~2点の失点はOKで、なるべくビッグイニングを作らないようにします。
最初の段階では、配球はストレートだけで②⑥⑧ピッチングでいいですね。
変化球の投げられない野手で登板できますし、投手でもストレートだけで配球する感性は大切です。
「内外角」を使わずに「緩急」「高低」だけで配球することでバッテリーもシンプルに考えることができます。
結局はこれに変化球が入ってきても、同じ考えですから捕手の育成にもつながりますね。
投手・捕手の育成にはこのシステムはかなり有効だと思います。
その他のルールについて・・・
1チーム12人から15人くらいがちょうどいいです。
打順だけ決めて、全員打たせてあげればいいですよね。
リエントリーOKで一度ベンチに下がっても、また出場できるようにします。
イニング毎に守るポジションを変えてもいいと思います。
そうすることで、いろいろなポジションを守れますから。
盗塁はアリでいいと思います。
逆に2アウトチェンジですから、有効な攻撃になりますからね。
ですが、ランナーコーチはあえてつけません。
他人に頼らず、まずは自分で判断する感覚を養いたいからです。
ジュニアの試合と同じで、あらかじめ走者を設定しておくことも面白いです。
一二塁、一三塁、二三塁、満塁スタートとイニング毎に決めておけば、打てない選手でも走塁機会を得ることができます。
意外と内野ゴロのニアベースでアウトを取れたりするので、初めて守るポジションでも自信がつきますよね。
もし最終回を迎えて、同点の場合は「一死三塁」のタイブレークです。
そのままの継続打順でいいと思います。
「一死三塁」ですが、2アウトチェンジですからね(笑)
純粋に打つか、抑えるかで勝負が決まります。
こういう緊張感を味わってほしいです。
最終的には、現行のルールに乗っ取った試合に慣れないといけないんですがね。
そこに至るまでの過程をつくるには、最高の紅白戦だと思います。
全国で流行らせたい!!!
ぜひ座間ひまわり野球俱楽部にお任せください(笑)
今日はこれくらいで!
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『たてぶりせんせい』って呼ばれてます。野球の技術指導が本業です。小中学生に野球教室をしたり、甲子園に出るような高校の外部コーチもやってます。自身が代表を務める『座間ひまわり野球倶楽部』は小学部と中学部があります。SNSにも野球観、人生観を毎日綴っています。
株式会社メイク・ユア・ロード 代表
座間ひまわり野球倶楽部 代表
【略歴】
平成 5年3月日本大学第三高等学校卒業 (軟式野球部に所属)
平成 5年4月日本大学文理学部体育学科入学(中学高校一種保健体育教員免許取得)
平成 9年4月順天堂大学大学院スポーツ健康科学科入学
平成 9年4月「上達屋(有限会社ベータ・エンドルフィン)」入社
平成18年3月「上達屋(有限会社ベータ・エンドルフィン)」退職
平成18年4月独立
平成20年6月株式会社メイク・ユア・ロード 設立
平成30年7月座間ひまわり野球倶楽部設立
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