野球用語「タイブレーク」とは?意味・使い方・上達法がわかる!
この記事では、野球用語「タイブレーク」の意味&使い方を解説。さらに、タイブレークに関係する“野球上達法”も紹介するのですが、実は、「タイブレーク」には、こんな“深い意味”があったのです↓
「タイブレーク」とは?
タイブレークとは、「同点の場合に、決着をつけるための特別ルール」という意味です。英語では、「tie break」と書きます。
野球におけるタイブレークは、ある延長回からランナーをつけた状態で試合を開始するルールのことをいいます。タイブレークのルール・やり方は、大会ごとに異なります。
たとえば、ワールドベースボールクラシックでは、延長11回からタイブレークを開始。ノーアウト一・二塁からプレーを開始して、決着がつくまで繰り返し行います。高校野球では、延長13回タイブレークを開始します。しかし、明治神宮大会や国体では延長10回のワンアウト満塁から開始します。
タイブレークのメリットは、「試合時間の短縮」「選手の疲労や故障の軽減」です。早く決着をつけさせることで、とくに投手の球数を抑制して、野球肘や肩の負担を軽くする狙いがあります。
タイブレークのデメリットは、野球の魅力が損なわれること。緊迫した投手戦が一転して、大味な打ち合いに変わることもあります。
このようにタイブレークは、メリット・デメリット両方あるルールです。なお、メジャーリーグのタイブレークは内容が異なります。メジャーリーグのタイブレークは、ペナントレースの勝率が同じになった場合に、ワイルドカード獲得チームを決定するために行われる試合そのものを指します。
「タイブレーク」の語源は?
タイブレークの語源は、「議会」です。もともと議会で賛成・反対が同じ数になった際、本来は投票しない議長が票を投じて「同数均衡 (tie) を破る (break)」ことから派生して、スポーツで使われる言葉になったようです。
「タイブレーク」の使い方・例文
タイブレークの例文・用例を紹介します。
〇延長13回、タイブレークで勝利をかざる
〇タイブレークで試合が決まるなんて納得いかない!
「タイブレーク」の具体的な使われ方は?
https://twitter.com/9m5WwQnbhtR7qKu/status/1223949114695700480
一年生大会
桜ヶ丘、宇部鴻城をタイブレークの末、4-2で破り優勝❗ pic.twitter.com/QxiBttTfLf
— jobin33375 (@jobin33375) November 16, 2019
「タイブレーク」の類義語
タイブレークの類義語は、「勝敗」です。
「タイブレーク」に関する練習法
ご紹介する上達法は、野球動作解析のスペシャリストで、筑波大学硬式野球部の監督である川村さんが教えてくれる、投球を安定させるトレーニング「膝挙げドリル」。
タイブレークでコントロールを乱す投手は多く、下半身を強化してコントロールよく投げるために有効なドリルです。
「タイブレーク」まとめ
タイブレークの意味、使い方、そして上達法を紹介しました。野球用語の意味がわかれば、監督やコーチから指導してもらう際に吸収するスピードが違います。つまり、上達が加速するということです。
この記事を読み返して、「タイブレーク」の理解を深めて、さらに野球を楽しんでくださいね!
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