野球用語「三冠王」とは?意味・使い方・上達法がわかる!
この記事では、野球用語「三冠王」の意味&使い方を解説。さらに、三冠王に関係する“野球上達法”も紹介するのですが、実は、「三冠王」には、こんな“深い意味”があったのです↓
「三冠王」とは?
三冠王とは、プロ野球において「一人の選手が1シーズンで3つのタイトル(称号)を同時に獲得すること」を意味します。英語では、「Triple Crown」と書きます。
ただし、三冠王とよばれるためには以下のタイトルを獲得しなければいけません。
〇打者部門:首位打者、最多本塁打、最多打点
〇投手部門:最優秀防御率、最多勝、奪三振王
たとえば、「首位打者」と「最多本塁打」と「盗塁王」を獲得した場合、3つのタイトルは獲得しているものの、三冠王とはよばれません。
また、NPB(日本プロ野球)では、投手の三冠王はあまり定着しておらず、「最高勝率」を含めて投手四冠と言われる場合もあります。そのため、「三冠王」といえば、一般的に打者部門の三冠王を指すことがほとんど。
もし監督やコーチから「三冠王だね」と言われたら、バッティングで良い成績を褒められていると解釈して問題ないでしょう。
「三冠王」と「トリプルスリー」の違いは?
三冠王と似た野球用語に「トリプルスリー」がありますが、意味は全く異なります。トリプルスリーは、「打率3割、本塁打30本、盗塁30」を記録することを意味します。
三冠王は、他の選手の記録と競うのに対して、トリプルスリーは、3にまつわる数字に到達する結果を表した言葉であること、打点の有無に違いがあります。
また、三冠王とトリプルスリーのどちらが達成するのに難しいか?と議論されることはあります。どちらも簡単ではありませんが、一般的に三冠王のほうが達成は難しいと言われています。
その根拠となるのは歴代三冠王。NPBでは、これまでに11人しか達成した打者がおらず、平成以降の三冠王は松中信彦選手(当時・福岡ダイエーホークス)ただ一人です。
「三冠王」の使い方・例文
三冠王の例文・用例を紹介します。
〇平成で唯一の三冠王は、福岡ダイエーホークスの松中選手
〇今、最も三冠王に近いのは坂本か、柳田か、それとも山田か。
「三冠王」の具体的な使われ方は?
プロ野球で戦後初の三冠王に輝いた名キャッチャーで、監督としても日本一に3回輝いた野村克也さんが、亡くなったことが分かりました。84歳でした。https://t.co/SzpYFSYewf pic.twitter.com/3DoLKqTBJG
— NHKニュース (@nhk_news) February 11, 2020
https://twitter.com/asasoooon/status/1201047781734932480
「三冠王」の類義語
三冠王の類義語は、「トリプル・クラウン」です。
「三冠王」に関する練習法
ご紹介する上達法は、野球動作解析のスペシャリストで、筑波大学硬式野球部の監督である川村さんが教えてくれる打撃トレーニング「ハンマースイング」。このバッティングの飛距離を伸ばすのに有効な練習法で、チームの三冠王を目指してください!
「三冠王」まとめ
三冠王の意味、使い方、そして上達法を紹介しました。野球用語の意味がわかれば、監督やコーチから指導してもらう際に吸収するスピードが違います。つまり、上達が加速するということです。
この記事を読み返して、「三冠王」の理解を深めて、さらに野球を楽しんでくださいね!
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