野球用語「カットボール」とは?意味・使い方・上達法がわかる!
この記事では、野球用語「カットボール」の意味&使い方を解説。さらに、カットボールに関係する“野球上達法”も紹介するのですが、実は、「カットボール」には、こんな“深い意味”があったのです↓
「カットボール」とは?
カットボールとは、野球における変化球のひとつで「ストレートとほぼ同じ球速で小さく鋭く変化する球」のことです。正式には「カット・ファストボール」とよばれ、英語では、「cut fastball」と書きます。
カットボールは、アメリカではカッター(cutter)、日本では、「真っスラ」とよばれることもあり、「真っすぐの球速」と「スライダーの変化」が組み合わさったストレートとの見分けがつきにくい変化球。
バッターからすると、ストレートだと思ってバットを振ると、バットの芯から外れて当たってしまい、ゴロで打ち取られたり、詰まらされたりする厄介な変化球です。
また、カットボールの変化の仕方はピッチャーによって様々で、スライダーのように真横に曲がるカットボールもあれば、斜め下に曲がるカットボールもあります。
カットボールは変化球ですが、ストレートの代わりとして使う投手もいます。俗に言われる「ボールを動かす」という投球技術です。特に海外の投手は、カットボールを常用する傾向があり、国際試合において日本の打者が苦戦する要因になっています。
「カットボール」の握り方・投げ方は?
カットボールの握り方は、ストレートと似ています。ただし、人差し指がボールの中心にくるように、中指と人差し指を右方向にずらします。投げ方は、ストレートと同じです。指先からの力が自動的にボールの右側にかかること、大きな変化は必要ないことから、手首をひねる必要はありません。
「カットボール」の使い方・例文
カットボールの例文・用例を紹介します。
〇山本由伸のカットボールはえぐい。
〇カットボールで相手打者のバットをへし折る。
「カットボール」の具体的な使われ方は?
松坂 大輔(西武)
144km/h カットボールカットボールをスラットさせ、当時では考えられないような魔球を投げていた松坂。よく良く考えれば、150km/h中盤のフォーシームとデカスラにカットボール、チェンジアップと今のMLBで活躍する投手のような持ち球だった。 pic.twitter.com/a5DYAqaxgP
— マーカス・鷺ヌーマン (@L_CHC_HOU_16019) December 12, 2019
舘和弥 城西国際大4年
平塚学園では高田の控えであったが、城西国際大では2シームやカットボールを駆使した投球を身に着け躍進。3年秋には4勝、防御率0.92でリーグ制覇に貢献すると、横浜市長杯では白鴎大を完封し、最優秀選手賞を受賞。今年も中島との2枚看板として期待される。#本日の選手紹介 pic.twitter.com/PnnFzpBHp3— ぶるーたす (@bluamabase) April 27, 2020
「カットボール」の類義語
カットボールの類義語は「ツーシーム」「カッター」です。
「カットボール」に関する練習法
ご紹介する上達法は、カットボールなどの変化球のキレをよくしたり、ストレートの球速をアップさせたり、ケガを予防にしたり、ピッチングのレベルアップに役立つリストトレーニングです。このトレーニングで使う道具は、DIYで簡単に作ることができます。
「カットボール」まとめ
カットボールの意味、使い方、そして上達法を紹介しました。野球用語の意味がわかれば、監督やコーチから指導してもらう際に吸収するスピードが違います。つまり、上達が加速するということです。
この記事を読み返して、「カットボール」の理解を深めて、さらに野球を楽しんでくださいね!
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