野球用語「GPA」とは?意味・使い方・上達法がわかる!
この記事では、野球用語「GPA」の意味&使い方を解説。さらに、GPAに関係する“野球上達法”も紹介しますが、実は、「GPA」には、こんな“深い意味”があったのです↓
「GPA」とは?
GPAとは、野球において、打者を評価する指標のひとつで、「出塁率と長打率をもとに算出した打者を評価する指標」です。読み方は「ジーピーエー」。GPAは略称で、正式には「Gross Production Average」と書きます。
GPAは、以下の計算式で算出できます。
GPA = (出塁率×1.8+長打率)/4
GPAは、OPS(出塁率+長打率)を見直した指標で、出塁率の価値は、長打率の価値の1.8倍とする考え方の指標です。MLBではOPSよりも信頼性が高い指標して評価されています。4で割る理由は、野球ファンがよく見る数に調整するための数値です。
GPAに似た考え方に、NOIがあります。違いは、出塁率の価値の大きさです。OPS、NOI、GPAを整理しておきましょう。
〇OPS:出塁率と長打の価値は同じ
〇NOI:出塁率の価値は、長打の価値の3倍
〇GPA:出塁率の価値は、長打の価値の1.8倍
どの指標が正しいというのはありません。しかし、一般的な感覚と合致するのは、MLBではNOI、日本のプロ野球ではGPAと言われており、日本ではGPAが打者を評価する指標の主流になっていく可能性があります。
ただし、GPAもOPSやNOIと同じように、足の速さが完全に反映されていません。また打者のタイプ(出塁率が高いタイプなのか?長打が多い打者なのか?)を表す指標とはならない点を知って、指標を活用すべきです。
「GPA」の使い方・例文
GPAの例文・用例を紹介します。
〇GPAで計算するとチームで首位打者だ
〇過去最高のGPAをマーク!
「GPA」の具体的な使われ方は?
【部員紹介】#8光田晶
4年/外野手/天王寺
野球部1の秀才。愛称は光田きゅん。GPAが高いことで有名。俊足を生かしたプレーを得意とする。盗塁、バントはお任せあれ。現在成長期。 pic.twitter.com/YNbwVX3laY— 京都工芸繊維大学 硬式野球部 (@kit_baseball) March 24, 2017
https://twitter.com/fusion_bbc/status/837641808016396288
「GPA」の類義語
GPAの類義語は、「OPS」「NOI」です。
「GPA」に関する練習法
ご紹介する上達法は、野球動作解析のスペシャリストで、筑波大学硬式野球部の監督である川村さんが教えてくれる打撃トレーニング「8の字スイング」。
この練習法でバットヘッドを走らせることで、飛距離は言うまでもなく、インパクトの確率も高めることができます。つまりGPAが上がるということです。
「GPA」まとめ
GPAの意味、使い方、そして上達法を紹介しました。野球用語の意味がわかれば、監督やコーチから指導してもらう際に吸収するスピードが違います。つまり、上達が加速するということです。
この記事を読み返して、「GPA」の理解を深めて、さらに野球を楽しんでくださいね!
ビーレジェンドプロテイン「スポーツ&ウェルネス」の 詳細はこちら