野球用語「BB/K」とは?意味・使い方・上達法がわかる!
この記事では、野球用語「BB/K」の意味&使い方を解説。さらに、BB/Kに関係する“野球上達法”も紹介しますが、実は、「BB/K」には、こんな“深い意味”があったのです↓
「BB/K」とは?
BB/Kとは、野球において、打者を評価する指標のひとつで、「四球÷三振」という意味です。 BB/Kは略称で、正式には「Base on Balls per Strikeout」と書きます。
BB/Kの「BB」は「base on balls」の略で、「四球(フォアボール)」という意味があります。「K」は「スコアブックに記録する“三振”の記号」のこと。
三振÷四球で表されるBB/Kの数値は、高いほどフォアボールの数が多くて三振の少ない打者と評価され、つまりは、BB/Kは「選球眼に優れているかどうかを評価する指標」ということです。
一般的に、四球と三振の数が同じである場合、選球眼が優れていると評価されます。プロ野球選手のBB/Kがどれくらいになるかというと、、、
2019シーズンのセ・リーグのBB/Kランキングでは、1位が鈴木誠也(広)で1.27。2位が宮崎敏郎(横)で0.91。3位が山田哲人(ヤ)で0.91。
2019シーズンのセ・リーグのBB/Kランキングでは、1位が近藤健介(日)で1.27。2位が吉田正尚(オ)で1.23。3位が福田周平(オ)で1.09。
ただし、注意すべき点は、フォアボールも三振も多い打者や、フォアボールも三振も少ない打者もBB/Kは同じ数値になってしまうことです。
〇四球100、三振100の場合:BB/Kは1
〇四球1、三振1の場合:BB/Kは1
また、BB/Kと似た指標で間違いやすいものに「K/BB」があります。「K/BB」とは「奪三振数÷与四球数」で表される投手を評価するための指標です。
「BB/K」の使い方・例文
BB/Kの例文・用例を紹介します。
〇あのバッターは、OPSは.978、BB/Kは1.045を記録
〇うちの監督はBB/Kの低い打者を好まない。
「BB/K」の具体的な使われ方は?
昨季不振に喘いだ中日京田陽太が新人王に輝いた2017年と同じ水準まで成績を戻している。
BB/Kが昨季までの通算で0.17と極度のフリースインガーだったが、三振率を約3%下げ、四球率を倍増し今季ここまで0.37をマークしている。
規定打者中最低クラスだったボール球見極め率は平均レベルまで向上した。 pic.twitter.com/eUI2NgGixV— やよい (@LyZGECpt6G4jlzO) July 22, 2019
新外国人候補35 X.スクラッグス
今季PCLで93試合 打率.290 21本 50打点 OPS.973を記録し、MLB初HRを放った右の中距離ヒッター。年々アプローチを改善し、今年のBB/Kは0.64と自己最高を記録した。粗い打者が多いPCLの中では珍しいタイプで1B/LF pic.twitter.com/0udFBFoF4d
— ゆきちな@次は多分新外国人選手 (@zombie0010) November 4, 2016
「BB/K」の類義語
BB/Kの類義語はありません。
「BB/K」に関する練習法
ご紹介する上達法は、野球動作解析のスペシャリストで、筑波大学硬式野球部の監督である川村さんが教えてくれる打撃トレーニング「8の字スイング」。
この練習法はバットヘッドを走らせるのに有効で、バットヘッドが走ればボールを引き付けて打つことができます。ボールを引き付けることができれば、ボールの見極めが正確になる。つまりBB/K値が向上するということです。
「BB/K」まとめ
BB/Kの意味、使い方、そして上達法を紹介しました。野球用語の意味がわかれば、監督やコーチから指導してもらう際に吸収するスピードが違います。つまり、上達が加速するということです。
この記事を読み返して、「BB/K」の理解を深めて、さらに野球を楽しんでくださいね!
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