【野球用語】「スピードガン」とは?意味・使い方・上達法がわかる!
この記事では、野球用語「スピードガン」の意味&使い方を解説。さらに、スピードガンに関係する“野球上達法”も紹介しますが、実は、「スピードガン」には、こんな“深い意味”があったのです↓
「スピードガン」とは?
スピードガンとは、速度計のひとつで「球速を測定する機器」という意味です。英語では、「Radar gun」とよばれています。
スピードガンはもともと自動車のスピード違反を取り締まるためのもの。後にMLB(メジャーリーグ)で導入され、野球で使われるようになりました。現在は、球速だけでなくボールの回転数なども測定できるスピードガンも開発されています。
ちなみに、スピードガンは、米国の会社「ディケーター・エレクトロニクス」の登録商標で、一般的な呼び方は「スピード測定器」です。
エレクトーンがヤマハの登録商標だったり、マジックテープがクラレの登録商標だったりするのと同じ、と言えばわかりやすいでしょうか。
「スピードガン」の原理・仕組みは?
スピードガンは、「ドップラー効果」を利用して球速を計測します。ドップラー効果とは、ざっくりと言えば、「速度」と「(音波などの)波の周波数」には関係があるよ、というやつ。オーストリアの物理学者だったドップラーさんが発見したからドップラー効果。
〇波が発生した場所が近い:波と波の間隔が短く、波が高い(周波数が高い)
〇波が発生した場所が遠い:波と波の間隔が長く、波が低い(周波数が低い)
ドップラー効果のたとえでよく言われるのが「救急車のサイレンの音」です。救急車(波の発生場所)が近いときには、サイレンの音は高音に聞こえて、遠ざかるときには、サイレンの音は低温に聞こえるのは、ドップラー効果によるものです。
スピードガンで球速を測る場合、ボールに向けて電波を照射して、ボールから反射されて返ってくる波を計測してスピードを算出しています。
ちなみに、スピードガンは電波を使う測定器ですが、特に免許や資格などを不要で誰でも使える機器です。
「スピードガン」の使い方・例文
スピードガンの例文・用例を紹介します。
〇甲子園のスピードガンはスピードが出ない
〇スピードガンの数値以上にスピードを感じる!
「スピードガン」の具体的な使われ方は?
西濃運輸グラウンドの外野後方には新幹線が走っているのだけど〔画像3枚目〕、バックネット裏のスピードガンがその速さをちょくちょく拾うようで、今日見ていたら最速181キロとか出ていた〔画像1、2枚目〕。もう「堀田晃、最速181キロ」でもいいんじゃないか。 pic.twitter.com/DcrIKSEhgi
— 尾関 雄一朗(野球雑誌ライター) (@ozeki_yuichiro) July 10, 2018
もちろんこれは試合開始前しかやっていませんが、高校野球のバックネット裏でドライヤーをスピードガンぽく持っていると球団関係者と間違えて保護者の方が時々お茶をくれます pic.twitter.com/xDcVaTEPop
— さかたん (@tsunkulove1) July 29, 2019
「スピードガン」の類義語
スピードガンの類義語は「スピード測定器」です。
「スピードガン」に関する練習法
ご紹介する上達法は、
「スピードガン」まとめ
スピードガンの意味、使い方、そして上達法を紹介しました。野球用語の意味がわかれば、監督やコーチから指導してもらう際に吸収するスピードが違います。つまり、上達が加速するということです。
この記事を読み返して、「スピードガン」の理解を深めて、さらに野球を楽しんでくださいね!
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