【野球用語】「ブロックサイン」とは?意味・使い方・上達法がわかる!



「ブロックサイン」とは?

ブロックサインとは、野球におけるサインのひとつで「複数の動作を組み合わせたサイン」という意味です。ブロックサイン(block sign)は和製英語。英語では、「signal」などとよびます。

「ブロックサイン」は、監督やコーチから選手に向けて指示を伝達する手段です。相手チームに作戦を見破られないように、複数の動きを組み合わせた“ブロック(かたまり)”単位で作戦を伝達する(サインを出す)ことからブロックサインとよびます。

「ブロックサイン」では、「キーになる(身体の)場所」を決めておき、そのキーに触れることで指示(サイン)を発動します。逆にキーに触れなければ、体中のどこを触っても指示(サイン)は発動されません。

たとえば、あるチームの「ブロックサイン」は、以下のようなルールです。

〇キー:鼻
〇耳をさわる→バント
〇口をさわる→ヒットエンドラン
〇指示(サイン)の発動条件 :キーの後に触れた場所

上記のブロックサインのルールの場合、以下の3つのケースのブロックサインでは、それぞれこんな作戦が発動されます。

ケース1:帽子→鼻→耳→胸、の順番で体に触れた場合は「バント」
ケース2:耳→口→鼻→口、の順番で体に触れた場合は「ヒットエンドラン」
ケース3:帽子→口→耳→帽子、の順番で振れた場合は「何もなし(ノーサイン)」

「ブロックサイン」と「フラッシュサイン」の違いは?

サインの種類はブロックサインの他に「フラッシュサイン」があります。「フラッシュサイン」とは、身体のある部分だけを触るサインの出し方です。パッと瞬間的に指示を送ることから、フラッシュサインとよばれます。

複数の動作を組み合わせるブロックサインに対して、フラッシュサインはひとつの場所(動作)で指示を伝える違いがあります。

「ブロックサイン」の使い方・例文

ブロックサインの例文・用例を紹介します。

〇ブロックサインが簡単に無抜かれた
〇キャッチャーが内野手へブロックサインでバントシフトの指示を送る

「ブロックサイン」の具体的な使われ方は?

「ブロックサイン」の類義語

ブロックサインの類義語はありません。

「ブロックサイン」に関する練習法

ご紹介する上達法は、スイングスピードを上げる練習法。野球動作解析のスペシャリストで、筑波大学硬式野球部の監督である川村さんが教えてくれるバッティング練習法です。このメソッドにより打率、長打率は一気に上昇!ブロックサインはもう必要ないかもしれません。

「ブロックサイン」まとめ

ブロックサインの意味、使い方、そして上達法を紹介しました。野球用語の意味がわかれば、監督やコーチから指導してもらう際に吸収するスピードが違います。つまり、上達が加速するということです。

この記事を読み返して、「ブロックサイン」の理解を深めて、さらに野球を楽しんでくださいね!

 

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